DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  チャン・ウォンサム、オ・スンファン、チェ・ヒョンウなどと契約更改

 サムソンは29日までに、2011年の再契約対象者54名全員と年俸契約更改を終えた。
 かつて3年連続セーブ王となり不動の守護神だったオ・スンファン投手(28)は、前年比2000万ウォン減の年俸2億4000万ウォンとなり、プロ7年目にして初の減俸となった。2010年シーズンは16試合に登板、勝敗なしの4セーブ、防御率4.50とプロ入り後最低の成績に終わり、韓国シリーズでようやっと復活の兆しを見せた。2009年の最多勝投手だったが、故障もあり活躍できなかったユン・ソンファン投手(29)は、前年比3000万ウォン減の年俸1億5000万ウォンとなった。2010年シーズンの成績は28試合に登板、3勝6敗1ホールド、防御率5.91。
 2009年末トレードでヒーローズから移籍し、先発の柱として活躍しチーム最多勝となった左腕チャン・ウォンサム投手(27)は、前年比5500万ウォン増の年俸2億2500万ウォンとなり、プロ6年目にして初の2億ウォン突破となった。2010年シーズンの成績は29試合に登板、13勝5敗、防御率3.46。右のリリーフとして活躍したチョン・ヒョヌク投手(32)は、前年比4000万ウォン増の年俸2億1000万ウォンとなり、プロ14年目にして初の2億ウォン突破となった。2010年シーズンの成績は61試合に登板、9勝1敗11ホールド12セーブ、防御率3.20。
 主に4番を打ち、本塁打、打点のチーム2冠王だったチェ・ヒョンウ外野手(27)は、前年比5000万ウォン増の年俸1億8500万ウォンとなった。2010年シーズンの成績は121試合に出場、打率.279、24本塁打、97打点、4盗塁。セカンドのレギュラーとして活躍したシン・ミョンチョル内野手(32)は、前年比2500万ウォン増の年俸1億6000万ウォンとなった。2010年シーズンの成績は125試合に出場、打率.280、9本塁打、57打点、20盗塁。シーズン当初はサードだったが、後半は指名打者を任されたパク・ソンミン内野手(25)は、前年比3000万ウォン増の年俸1億3500万ウォンとなった。2010年シーズンの成績は112試合に出場、打率.303、15本塁打、64打点、2盗塁。
 不動の正捕手として投手陣の信頼を受けるチン・ガビョン捕手(36)は、現状維持の3億5000万ウォンとなった。2010年シーズンの成績は100試合に出場、打率.263、10本塁打、28打点、0盗塁。生え抜きの主力選手として存在感を見せるパク・ハニ外野手(31)は、現状維持の年俸3億ウォンとなった。2010年シーズンの成績は128試合に出場、打率.301、11本塁打、63打点、5盗塁。トゥサンとのプレーオフでは勝負強い打撃でMVPを受賞した。
 
(12月28日現在の為替レート : 1000万ウォンが約71万5700円。)
(文責 : ふるりん