SKは19日、かねてから痛めていたひざを手術する必要があるため、2009年から活躍してきた日本人投手・門倉健(37、元読売)と2011年シーズンの再契約を結ばないことを発表し、退団が決まった。
門倉は2008年オフ読売を退団後、米国・メジャーリーグのシカゴカブスと契約したが開幕前に解雇されてしまい、かねてから誘いのあったSKと2009年4月に契約した。同年は8勝し、プレーオフや韓国シリーズでの好投が評価され再契約となった。2010年シーズンは30試合に登板、14勝7敗、防御率3.22の成績で、チームの2年ぶりの韓国シリーズ優勝に貢献した。しかしシーズン後半から左ひざの痛みを訴えていて、11月13日の日韓クラブチャンピオンシップ後に検査した結果、手術は避けられないと診断された。門倉の韓国での2年間の通算成績は58試合に登板、22勝11敗、防御率4.02。SKはもう1人の外国人選手、ゲーリー・グローバー投手(元読売)と再契約する方針で、門倉の代役となる外国人選手を探すことになった。