DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  日本人投手・門倉(元読売)、ひざの手術のため退団

 SKは19日、かねてから痛めていたひざを手術する必要があるため、2009年から活躍してきた日本人投手・門倉健(37、元読売)と2011年シーズンの再契約を結ばないことを発表し、退団が決まった。
 門倉は2008年オフ読売を退団後、米国・メジャーリーグのシカゴカブスと契約したが開幕前に解雇されてしまい、かねてから誘いのあったSKと2009年4月に契約した。同年は8勝し、プレーオフや韓国シリーズでの好投が評価され再契約となった。2010年シーズンは30試合に登板、14勝7敗、防御率3.22の成績で、チームの2年ぶりの韓国シリーズ優勝に貢献した。しかしシーズン後半から左ひざの痛みを訴えていて、11月13日の日韓クラブチャンピオンシップ後に検査した結果、手術は避けられないと診断された。門倉の韓国での2年間の通算成績は58試合に登板、22勝11敗、防御率4.02。SKはもう1人の外国人選手、ゲーリーグローバー投手(元読売)と再契約する方針で、門倉の代役となる外国人選手を探すことになった。