DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  新外国人投手ブライアン・コーリー(元千葉ロッテ)と契約

 ロッテは19日、2011年シーズンの新外国人選手としてブライアン・コーリー投手(37)と年俸20万ドル、出来高払い10万ドルの最大総額30万ドルで契約した。
 米国出身の右腕コーリーは、1998年アリゾナダイヤモンドバックスで米国・メジャーリーグに初昇格した。その後マイナーリーグでの生活が続き、2002年ロサンゼルスドジャースで4年ぶりにメジャー昇格したものの定着できなかった。2004年には日本プロ野球・読売と契約したが、1勝だけに終わり1年限りで退団した。
 2006年テキサスレンジャーズで4年ぶりにメジャー昇格し、この年の途中ボストンレッドソックスへ移籍したが、30歳を超えてようやっと中継ぎでメジャーリーグに定着した。2007年は9試合だけのメジャー登板にとどまり、2008年は開幕後サンディエゴパドレスへ移籍し、35歳にして自身最多となるメジャー46試合登板を果たした。
 2009年はメジャーリーグでの登板はなく、2010年シーズンは日本プロ野球千葉ロッテと契約し、14試合に登板、4勝4敗、防御率4.87の成績だったが、2011年の契約はなかった。メジャーリーグ5年間の通算成績は91試合に登板、4勝4敗8ホールド、防御率5.13。マイナーリーグ16年間の通算成績は600試合に登板、64勝64敗95セーブ、防御率4.13。日本プロ野球2年間の通算成績は35試合に登板、5勝5敗、防御率5.08。
 コーリーはメジャーリーグで中継ぎだったが、2010年シーズン日本プロ野球で主に先発として起用されたため、ロッテでも同様に先発を任せる方針。これでロッテの2011年シーズンの外国人選手2名は、先日再契約したライアン・サドースキー、コーリーと投手2名となることが決まった。

(12月19日現在の為替レート : 1万ドルが83万9400円。)

(文責 : ふるりん