ロッテ １−２ キア （光州）
（勝）ユ・ドンフン １勝 （敗）イ・ジョンフン １敗
（本塁打） ロッテ ： イ・デホ ３号
ロッテは4回表、キアの先発ヤン・ヒョンジョンから4番イ・デホの2試合連続本塁打で1点を先制し、先発イ・ヨンフンも4回を無失点と好投した。ヤン・ヒョンジョンもその後追加点を許さず、キアは6回裏ロッテの3番手ナ・スンヒョンから5番キム・サンヒョンの内野ゴロの間に1−1の同点に追いついた。ロッテのペ・ジャンホ、ハ・ジュンホ、キアのイ・ドンヒョン、ユ・ドンフンは無失点に抑えていく。
キアは9回裏ロッテの6番手イ・ジョンフンからチャンスを作ると、代わったロッテの7番手イム・ギョンワンから代打チェ・ジョンボムのタイムリーでサヨナラ勝ちした。左のエースとして期待されている22歳のヤン・ヒョンジョンは、7回を1失点と好投し順調な調整をしている。一方ロッテは示範競技開幕からの連勝が5で止まったが、投手陣が好投し一定の成果はあった。
ネクセン ３−１ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）カン・ユング ２勝 （セーブ）ソン・シニョン １勝２Ｓ （敗）コ・ヒョジュン １敗
ネクセンは2回表ＳＫの先発コ・ヒョジュンから5番オ・ユン、6番カン・グィテのタイムリーで2点を先制し、4回表9番チョン・スソンの犠牲フライで1点を追加すると、先発カン・ユングも4回を無失点と好投した。ＳＫは5回表からヨ・ゴヌク、パク・ヒョンジュン、イ・スンホを登板させ追加点を許さず、ネクセンも2番手キム・サンス、3番手パク・ソンフンが反撃を許さない。ＳＫは8回裏ネクセンの5番手で、先日ハンファからトレードで移籍したマ・ジョンギルから代打ナ・ジュファンのタイムリーで1点を返した。
最後はソン・シニョンが抑え、ネクセンが接戦を制し示範競技ここまで4勝3敗とまずまずの調子である。19歳の左腕カン・ユングが4回無失点に抑え、先発ローテーション入りに大きく近づいた。ＳＫは示範競技ここまで2勝4敗と、この試合も主力打者の調子が上がらず3安打に終わった。また2009年6月に負傷して以来試合出場がなかったベテラン捕手パク・キョンワンが先発マスクをかぶり、3回表まで出場したが打席には立たなかった。
ＬＧ ８−９ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）イ・ヨンチャン １勝 （敗）シン・ジョンナク １敗
（本塁打） トゥサン ： イ・ソンヨル １号
示範競技でありながら、日曜日ということもあり蚕室野球場は大勢の野球ファンでにぎわった。ＬＧは1回表トゥサンの先発の高卒新人チャン・ミニクから4番パク・ピョンホのタイムリーで1点を先制した。トゥサンは1回裏、2009年6月以来実戦で登板していない先発パク・ミョンファンから3番コ・ヨンミン、4番キム・ヒョンスのタイムリー、5番キム・ドンジュの犠牲フライで3−1と逆転した。ＬＧは2回表9番キム・テワンの内野ゴロの間や、3番イ・テックン、パク・ピョンホのタイムリーで5−3と逆転し、チャン・ミニクはこの回途中で降板した。トゥサンは2回裏、故障で出遅れていたＬＧのエースのポン・ジュングンから、相手のエラーや2番オ・ジェウォン、キム・ヒョンスのタイムリーや、キム・ドンジュの内野ゴロの間に6−5と逆転した。
ＬＧは4回表トゥサンの2番手チョ・スンスから、相手の送球エラーや7番パク・キョンスのタイムリーで7−6と再び逆転すると、6回表トゥサンの4番手パク・チョンベからパク・キョンスの2打席連続タイムリーでもう1点を追加した。トゥサンは8回裏ＬＧの6番手チェ・ドンファンから代打イ・ソンヨルの本塁打で1点差に迫ると、9回裏ＬＧの7番手の大卒新人シン・ジョンナクから途中出場の7番イム・ジェチョルのタイムリー、イ・ソンヨルへの押し出しの死球で逆転サヨナラ勝ちし、乱打戦を制した。トゥサンは8回キム・ソヌ、9回イ・ヨンチャンと出遅れていた2人の主力投手が、それぞれ1回を三者連続三振に切って取り、不安を一掃した。一方ＬＧはパク・ミョンファン、ポン・ジュングンと主力として期待されている主力投手たちが散々な出来だった。
ハンファ ３−４ サムソン （大邱）
（勝）キム・ヒョヌ １勝 （セーブ）ペク・チョンヒョン １Ｓ （敗）ユン・グニョン １敗
（本塁打） ハンファ ： イ・ヤンギ １号
ハンファは2回表、サムソンの先発チョン・ホンジュンから7番シン・ギョンヒョンのタイムリーで1点を先制し、先発ユ・ウォンサンも4回を無失点と好投した。サムソンは4回から2番手アン・ジマンを登板させ、5回までを無失点に抑えた。サムソンは6回裏ハンファの2番手キム・ヒョンミンから7番チン・ガビョンの犠牲フライで1−1の同点に追いつき、ハンファは7回表サムソンの3番手クォン・ヒョクから代打イ・ヤンギの2ランで勝ち越した。
サムソンは7回裏ハンファの3番手ク・デソン(元オリックス)から5番パク・ソンミンのタイムリーで3−3の同点に追いつくと、8回裏ハンファの4番手ユン・グニョンからチャンスを作り、代わった5番手チョン・ジェウォンから2番チョ・ドンチャンのタイムリーで5−4と逆転した。サムソンは8回以降大卒新人キム・ヒョヌ、ペク・チョンヒョンの継投で無失点に抑え、接戦を制した。
(8回裏逆転タイムリーを打ったチョ・ドンチャン。)
（文責 ： ふるりん）
