DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  韓国時間24日、決勝で日本と5度目の対決  韓国の先発はポン・ジュングン(LG)、日本の先発は岩隈(東北楽天)  WBC応援イベントも実施

 韓国時間22日の準決勝でベネズエラに勝利した2009年WBC(ワールドベースボールクラシック)韓国代表は、韓国時間23日(現地時間22日)の準決勝でアメリカを下した日本と、同24日10時半(現地時間23日)、準決勝と同じ会場のドジャースタジアム(米国カリフォルニア州ロサンゼルス)で決勝で対決する。今大会日本と対戦するのは5度目であり、これまでの対戦成績は2勝2敗の五分で、決勝は優勝のみならず、両チームにとっても互いのプライドをかけた熱戦となることは間違いがない。
 なお、韓国の先発はこれまで2度の日本戦(3月9日、18日)で好投したポン・ジュングン(LG)で、日本は1次ラウンドの1位決定戦(3月9日)の韓国戦で先発した岩隈(東北楽天)と予告され、こちらは2度目の対決となった。果たして勝利の女神は大会2連覇を狙う日本か、それとも前大会準決勝で日本に敗れその雪辱を晴らしたい韓国のどちらに微笑むのであろうか。キム・インシク韓国代表監督(ハンファ)、原日本代表監督(読売)の采配にも注目したい。
 なお、24日は平日であるが、22日の準決勝と同じくソウル・蚕室野球場、仁川・文鶴野球場、大田・ハンバッ運動公園野球場で、10時から入場無料の応援イベントが実施され、ファンたちは球場内のオーロラビジョンで試合を観戦し、太平洋の向こうで優勝をかけて戦う韓国代表たちに声援を送る。なお、イベント実施によって24日13時から開始予定のプロ野球示範競技:ロッテ−トゥサンは中止となり、その代わり利川(ソウルから南東へ50km程離れた地方都市)にあるトゥサンの専用練習場で、両チームの練習試合が13時より実施される。また、他の示範競技も、ヒーローズ−SK(仁川・文鶴)、ハンファ−キア(光州)は14時開始に変更され、LG−サムソン(大邱)は13時開始予定だが、WBC勝戦の試合終了から30分後に開始されることになった。