DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  公式記者会見にキム・インシク代表監督(ハンファ)が出席  チュ・シンスの出場は依然不透明

 いよいよ2009年第2回WBC(ワールドベースボールクラシック)開幕を翌5日に控えた4日、会場となる日本・東京ドームで1次ラウンドA組に参加する4カ国(韓国、日本、台湾、中国)の代表監督が出席し、公式記者会見が開催され、キム・インシク韓国代表監督(ハンファ)が出席した。2006年の前大会で韓国をベスト4に導いたキム・インシク監督は、2大会連続の4強入りを目指しているが、第1次目標は1次ラウンドを通過し2次ラウンドに進出することであり、そのために6日の緒戦・台湾戦に最善を尽くしたいと抱負を述べた。
 また、2日の練習後にひじの痛みを訴え、2日、3日の練習試合を欠場した韓国代表唯一のメジャーリーガー、チュ・シンス(クリーブランドインディアンス)は、4日の東京ドームでの練習に参加した。チュ・シンスの状態を確認するため米国から医師やトレーナーがインディアンスにより派遣され、球団の幹部はチュ・シンスアメリカに送り返してほしいとまでWBC事務局に要請している。2008年オフひじの手術を受けたチュ・シンス自身は試合に出場したいと強い意思を見せているが、インディアンス側はハワイキャンプも2月25日から参加させるなど、あまり派遣したくないようなムードだった。結局4日中にチュ・シンスの出場の可否や起用法などの条件は決まらず、場合によっては守備に就かず代打や指名打者のみとしての出場しか認められない可能性も強くなってきた。