DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  2017 WBC韓国代表予備エントリー50名発表

 野球の最高峰の世界大会として開催される第4回の2017 WBC(ワールドベースボールクラシック)は2017年3月7〜11日、初めて1次ラウンドが韓国・高尺スカイドームで開催されるが、同大会の韓国代表予備エントリー選手50名と監督・コーチ陣が6日に発表された。すでにキム・インシク韓国代表監督の就任は発表されていて、その他のコーチ陣が今回新たに発表された。


【2017 WBC 韓国代表予備エントリー】
投手 : [先発] チャン・ウォンジュン(トゥサン)、シン・ジェヨン(ネクセン)、キム・グァンヒョン、ユン・ヒィサン(以上SK)、リュ・ジェグク、ウ・ギュミン(以上LG)、ヤン・ヒョンジョン(キア)チャ・ウチャン(サムソン)、イ・デウン(千葉ロッテ)  [救援] イ・ヒョンスン、イ・ヨンチャン(以上トゥサン)、シム・チャンミン(サムソン)、イム・チャンミン、ウォン・ジョンヒョン、チェ・グムガン(以上NC)、キム・セヒョン(以上ネクセン)、パク・ヒィス、パク・チョンフン(SK)、チョン・ウラム(ハンファ)、イム・チャンヨン(キア)、ソン・スンナク(ロッテ)、イム・ジョンウ(LG)、チャン・シファン(KT)
捕手 : ヤン・ウィジ(トゥサン)、キム・テグン(NC)、イ・ジェウォン(SK)、カン・ミンホ(ロッテ)
内野手 : [一塁] キム・テギュン(ハンファ)、イ・デホ(シアトルマリナーズ)、パク・ピョンホ(ミネソタツインズ)  [二塁]オ・ジェウォン(トゥサン)、ソ・ゴンチャン(ネクセン)、チョン・グヌ(ハンファ) [三塁] ホ・ギョンミン(トゥサン)、パク・ソンミン(NC)、チェ・ジョン(SK)、ファン・ジェギュン(ロッテ) [遊撃] キム・ジェホ(トゥサン)、キム・ハソン(ネクセン)、カン・ジョンホ(ピッツバーグパイレーツ)
外野手 : ミン・ビョンホン(トゥサン)、パク・ヘミン、チェ・ヒョンウ(以上サムソン)、ナ・ソンボム(NC)、キム・ジュチャン(キア)、イ・ヨンギュ(ハンファ)、ソン・アソプ(ロッテ)、ユ・ハンジュン(KT)、チュ・シンス(テキサスレンジャーズ)、キム・ヒョンス(ボルティモアオリオールズ


【2017 WBC 韓国代表監督・コーチ】
監督:キム・インシク
投手コーチ:ソン・ドンヨル(元中日)、ソン・ジヌ
打撃コーチ:イ・スンチョル
バッテリーコーチ:キム・ドンス
3塁走塁コーチ:キム・グァンス
1塁走塁コーチ:キム・ピョンホ


 この予備エントリーは10月7日までにWBCを運営するWBCiに提出される。最終エントリーの登録期限などは後日発表されるが、それまでは選手の登録は変更が可能である。
 2017 WBCの韓国代表監督は、見事優勝を遂げた2015 WBSCプレミア12と同じキム・インシクであるため、コーチ陣もその時の指導者が軸となっている。


 韓国代表は2017 WBC1次ラウンドB組でオランダ、台湾、イスラエルと対戦し、4チーム中上位2位以内に入れば2次ラウンドE組(2017年3月12〜17日:日本・東京ドーム)へ進出する。4回目の参加となるWBCで、韓国代表は1次ラウンド敗退に終わった前回の2013 WBCの雪辱を晴らし、初優勝に向けて初の自国開催の1次ラウンドで弾みをつけたい。

(文責:ふるりん