DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  ハンファとの初の練習試合に勝利

 現在米国ハワイ州オアフ島でキャンプ中の2009年WBC(ワールドベースボールクラシック)韓国代表は、韓国時間19日(現地時間18日)にハンファと初の練習試合を行った。先発は北京五輪でも活躍したリュ・ヒョンジン(ハンファ)だったが、ハンファは1回裏新外国人ディアズの本塁打で1点を先制した。リュ・ヒョンジンは2回1失点で降板した。韓国は2回表ハンファの先発キム・ヒョンミンからチェ・ジョン(SK)、パク・キョンワン(SK)のタイムリーで2−1と逆転した。さらに1点を追加した韓国代表は、4回表ハンファの2番手ク・ボンボムからパク・キョンワン満塁本塁打で7−1とリードを広げた。
 だがハンファは4回裏韓国代表の2番手チョン・ヒョヌク(サムソン)から、チョン・グヌ(SK)の悪送球もあり4点を奪い、7−5と2点差に迫った。韓国代表は6回表カン・ミンホ(ロッテ)の2ランでリードを広げた。しかしハンファは8回裏韓国代表の4番手イ・スンホ(SK)からパク・ノミンのタイムリーとイ・ヨサンの犠牲フライで2点を返した。韓国は9回表イ・ジニョン(SK)のタイムリーで1点を追加し、最後はオ・スンファン(サムソン)が抑え10−7で勝利した。
 韓国代表はパク・キョンワン、カン・ミンホと2人の捕手が本塁打を打ち、ハンファの若手投手相手に打線が爆発したが、セカンドやショートを守るチョン・グヌのエラーなど、ショートのパク・チンマン(サムソン)が肩の痛みで出場できず不安要素とされていた内野守備陣が課題を残し、久しぶりの代表選手となったイ・スンホ、初代表のチョン・ヒョヌクなどの投手陣が守備に足を引っ張られ結果を残せなかった。韓国代表は今後22、23、27、28日にハンファと練習試合を実施する(いずれも韓国時間)。