KBO(韓国野球委員会)は20日、2009年第2回WBC(ワールドベースボールクラシック)の予備エントリー45名を発表した。すでにこの45名の名簿は16日、WBC組織委員会へ提出されている。2008年12月に、1次エントリーメンバー45名、それをさらに絞った2次エントリーメンバー32名が発表されているが、これはどちらかといえば国内向けのものであって、WBC組織委員会へ正式に提出する対外的なものではなかった。また、今回の予備エントリー45名に含まれていない選手は、2月25日までに提出しなければならない最終エントリーメンバー28名に残ることができない。
大物選手では、先日WBC不参加と韓国代表からの引退を記者会見で表明した韓国人初のメジャーリーガー、パク・チャンホ(フィラデルフィアフィリーズ)が外れ、その代役としてユン・ギュジン(ハンファ)が加わった。
【2009年WBC 韓国代表 予備エントリーメンバー 一覧】
投手(20名)…キム・グァンヒョン、イ・スンホ、チョン・デヒョン(以上SK)、イ・ジェウ(トゥサン)、ソン・ミンハン、ソン・スンジュン(以上ロッテ)、オ・スンファン、チョン・ヒョヌク(以上サムソン)、リュ・ヒョンジン、ユン・ギュジン(ハンファ)、ユン・ソンミン、ソ・ジェウン、ハン・ギジュ(以上キア)、チャン・ウォンサム、マ・イリョン、ファン・ドゥソン(以上ヒーローズ)、ポン・ジュングン(LG)、キム・ビョンヒョン(前ピッツバーグパイレーツ)、イム・チャンヨン、イ・ヘェチョン(東京ヤクルト)
捕手(4名)…パク・キョンワン(SK)、カン・ミンホ(ロッテ)、チン・ガビョン(サムソン)、チョ・インソン(LG)
内野手(12名)…チョン・グヌ、チェ・ジョン(以上SK)、コ・ヨンミン、ソン・シホン(トゥサン)、イ・デホ、チョ・ソンファン、パク・キヒョク(以上ロッテ)、パク・チンマン(サムソン)、イ・ボムホ、キム・テギュン(以上ハンファ)、チャン・ソンホ(キア)、イ・スンヨプ(読売)
外野手(9名)…パク・チェホン(SK)、イ・ジョンウク、キム・ヒョンス(以上トゥサン)、キム・ジュチャン(ロッテ)、イ・ヨンギュ(キア)、イ・テックン(ヒーローズ)、イ・ジニョン(LG)、チュ・シンス(クリーブランドインディアンス)、イ・ビョンギュ(中日)
ベスト4に進出し選手たちの兵役が免除された2006年の前大会と違って、今大会はベスト4に進出した場合、代表招集日の2月14日から、大会終了時までの日数(準決勝敗退の場合は39日間、決勝進出の場合は40日間)をFA取得に必要な日数として計算することを認め、兵役免除の恩恵はない。
なお、現在韓国プロ野球に所属する外国人選手では、ガルシア(ロッテ)がメキシコ代表、オクスプリング(LG)がオーストラリア代表としてWBC予備エントリーに登録された。