KBO(韓国野球委員会)は5日、2009年シーズンの大会概要や試合における細則を確定した。
公式戦の開始時刻は、原則として平日(月曜−金曜)は18時半、土日・祝日は17時となった。ただし4月4日の土日の開幕2連戦は、例外として両日ともに14時開始となる。週末の3連戦(金、土、日)のうち1試合でも雨天中止となれば、月曜日にその球場で試合を開催するが、アマチュア野球の大会と日程が重なり合う場合は、後日発表される追加日程にまわされる。
オールスター戦は7月25日(土)にキアの本拠地・光州で1998年以来11年ぶりに開催される。2001年シーズン中にヘテがキアに売却されてからは、光州では初の開催となる。
また示範競技(3月14−29日)、オールスター戦では延長戦でタイブレーク制(2008年北京五輪で実施)が導入されることとなった。試合が9回で決着がつかなかった場合に限り、延長10回、11回は走者を塁においた状態から攻撃が開始され、11回で決着がつかなかった場合は引き分けとなる。
最も注目すべき点としては、2008年から米国・メジャーリーグで導入された本塁打のビデオ判定が、韓国でも導入されることとなったことであろう。相手球団からの異議申し立てがあった場合、撮影された映像を元に判定が下される。ただし球団やその他のカメラを除いた、放送中継用のカメラの映像のみが使用を許され、放送画面に映し出されていなかった場合は審判の判定が有効となる。