野球の世界一決定戦と位置付けられた第3回ワールドベースボールクラシック(2013年3月)の詳細な日程が4日、正式に発表され、韓国代表は台湾・台中洲際野球場で開催される1次ラウンドB組に属し、オランダ、オーストラリア、台湾と対戦することになった。
【2013年 第3回 ワールドベースボールクラシック 1次ラウンド B組 日程】
3月2日(土) 20時半 韓国−オランダ
3月4日(月) 19時半 韓国−オーストラリア
3月5日(火) 20時半 韓国−台湾
(時間は日本・韓国時間。台湾との時差は1時間早い。)
1次ラウンドは総当たりのリーグ戦で、4チーム中上位2チームが日本・東京ドームで3月8−12日に開催される2次ラウンドに進出でき、その場合日本・ヤフージャパンドーム(福岡市)で開催される1次ラウンドA組(日本、キューバ、中国、ブラジル)の上位2チームと対戦する。2次ラウンドはダブルエリミネーション方式で、2連敗したチームから脱落し、4チーム中2チームが準決勝(3月18−19日、米国カリフォルニア州サンフランシスコ・AT&Tパーク)に進出する。
1次ラウンドから開催地台湾、近年国際大会で実績を残すオランダ、世界各国のプロリーグで活躍する選手たちを輩出するオーストラリアなど、悲願の優勝を目指す韓国代表にとっては最初から大きな試練が待ち構えている。なお、11月にWBC韓国代表予備エントリーの28名が発表されているが、のちに肩の手術を受けることになったポン・ジュングン(LG)の代わりにチャン・ウォンジュン(警察庁、元ロッテ)が選ばれている。
【2013年WBC 韓国代表予備エントリー】
監督 : リュ・ジュンイル(サムソン)
コーチ : ヤン・サンムン、ハン・ヨンドク(ハンファ)、パク・チョンテ(ロッテ)、キム・ドンス(ネクセン)、キム・ハンス(サムソン)、ユ・ジヒョン(LG)
投手(13名) : オ・スンファン、チャン・ウォンサム(以上サムソン)、キム・グァンヒョン、パク・ヒィス(以上SK)、ノ・ギョンウン、ホン・サンサム(以上トゥサン)、チョン・デヒョン(ロッテ)、ユン・ソンミン、キム・ジヌ(以上キア)、ソン・スンナク(ネクセン)、ユ・ウォンサン(LG)、リュ・ヒョンジン(ハンファ)、チャン・ウォンジュン(警察庁、元ロッテ)
捕手(2名) : チン・ガビョン(サムソン)、カン・ミンホ(ロッテ)
内野手(8名) : イ・スンヨプ、キム・サンス(以上サムソン)、チョン・グヌ、チェ・ジョン(以上SK)、ソン・シホン(トゥサン)、カン・ジョンホ(ネクセン)、キム・テギュン(ハンファ)、イ・デホ(オリックス)
外野手(5名) : キム・ヒョンス(トゥサン)、チョン・ジュヌ(ロッテ)、イ・ヨンギュ(キア)、イ・ジニョン(LG)、チュ・シンス(クリーブランドインディアンズ)
注 : ( )内は2012年シーズンの所属先。ハン・ヨンドクコーチ、パク・チョンテコーチはそれぞれ所属先のハンファ、ロッテからの退団が決まっている。
(文責 : ふるりん)