DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  イ・ジェウ、キム・ソヌ、イ・ジョンウク、コ・ヨンミンなどと契約更改

 トゥサンは9日、多くの主力選手と2009年の年俸契約更改を実施した。
 
 2008年軍から復帰し、中継ぎの柱として大活躍したイ・ジェウ(28)は、前年比7000万ウォン増の年俸2億ウォンとなった。2008年は65試合に登板し、11勝3敗2S、17ホールド、防御率1.55の成績だった。また抑えとして活躍が期待されながらあまり信頼を得られなかったチョン・ジェフン(29)は、前年比1500万ウォン減の年俸1億6000万ウォンとなった。2008年は42試合に登板、3勝3敗18S、防御率3.23の成績で、2006年に38セーブをあげた頃と比べて内容が悪くなっていた。
 2008年トゥサンに入団した元メジャーリーガーのキム・ソヌ(31)は、期待を裏切ったこともあり前年比8000万ウォン減の年俸3億2000万ウォンとなった。2008年は21試合に登板し、6勝7敗、防御率4.25の成績だったが、プレーオフ、韓国シリーズなどでは先発で好投し、2009年に期待を持たせた。2007年の新人王で、2008年も中継ぎとして活躍したイム・テフン(20)は、前年比3000万ウォン増の年俸9000万ウォンとなった。2008年は57試合に登板し、6勝5敗6S、14ホールド、防御率3.41の成績を残した。また7月に故障で離脱するまで先発として活躍したキム・ミョンジェ(22)は、前年比2000万ウォン増の年俸8200万ウォンとなった。2008年の成績は22試合に登板、7勝3敗、防御率3.81。

 野手では北京五輪にも出場した1番打者イ・ジョンウク(28)は、前年比4200万ウォン増の年俸1億7200万ウォンとなった。2008年は122試合に出場し、打率.301、0本塁打、28打点、47盗塁。また広い守備範囲で知られるセカンドのコ・ヨンミン(24)は、前年比4000万ウォン増の年俸1億6000万ウォンとなった。2008年は2年連続で126試合に出場し、打率.267、9本塁打、70打点、39盗塁の成績を残した。なお内野の成長株として注目を集めたオ・ジェウォン(23)は、前年比1900万ウォン増の年俸4400万ウォンとなった。2008年の成績は117試合に出場、打率.248、0本塁打、28打点、28盗塁。また2008年軍から復帰しショートのレギュラー争いに加わったキム・ジェホ(23)は、前年比1800万ウォン増の年俸4400万ウォンとなった。2008年の成績は112試合に出場、打率.249、1本塁打、21打点、12盗塁。
 またライトのレギュラー争いに加わったユ・ジェウン(29)は、前年比1600万ウォン増の年俸4400万ウォンとなった。2008年の成績は104試合に出場、打率.276、4本塁打、32打点、1盗塁。捕手で最も出場機会の多かったチェ・サンビョン(29)は、前年比2000万ウォン増の年俸6600万ウォンとなった。2008年の成績は112試合に出場、打率.215、5本塁打、42打点、0盗塁。また2007年はショートのレギュラーだったが故障で出場機会の減ったイ・デス(27)は、前年比800万ウォン減の年俸8700万ウォンとなった。2008年の成績は90試合に出場、打率.282、2本塁打、23打点、2盗塁。
(注 : 1月9日現在の為替レートは、1000万ウォンが約67万7000円。)