DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  新外国人投手ジョン・アドキンスと契約

 ロッテは9日、新外国人選手としてジョン・アドキンス投手(31)と契約金10万ドル、年俸20万ドルの総額30万ドルで契約した。これによって2008年夏に契約し、抑えとして起用されたが、公式戦終盤の山場となる試合や準プレーオフ第3戦で打たれてしまい印象を悪くしたデービッド・コルテス(35)とは契約しないこととなった。コルテスの2008年の韓国での成績は、13試合に登板、2勝1敗8S、防御率2.84。これで2009年のロッテの外国人選手枠の2名は、2008年中に再契約した主砲ガルシア(元オリックス)とアドキンスの2名となった。
 米国出身の右腕アドキンスは1999年大学卒業後米国メジャーリーグ・アスレチックスと契約し、2003年ホワイトソックスメジャーリーグに初昇格した。2004年にはホワイトソックスで中継ぎとして活躍し、2006年にパドレスに移籍し自己最多のメジャーリーグで55試合に登板した。2007年にはメッツに移籍し、2008年は主にマイナーリーグでの登板が中心だったが57試合で30セーブを記録し、レッズでメジャーリーグに昇格し4試合に登板した。メジャーリーグ通算成績は6年間で119試合に登板、5勝5敗、防御率4.54。マイナーリーグ通算成績は9年間で265試合に登板、50勝49敗44S、防御率4.40。ロッテでは2008年切り札不在に悩まされた抑えとして起用されると思われ、メジャーリーグでの実績もあり期待も大きい。