2009年のSK2軍総合コーチとして、日本人の野球評論家・正田耕三(46)氏の赴任が明らかになった。SKには加藤初、福原峰夫、伊勢孝夫の3名の日本人コーチがいるが、2009年からは日本人コーチが4名(うち1軍3名)となる。
正田氏は日本プロ野球セントラルリーグで1987年、88年と2年連続で首位打者となり、89年には盗塁王に輝くなど、広島の主力内野手として長年活躍した名選手であった。1998年に引退後は広島、大阪近鉄、阪神のコーチを務め、2008年から野球解説者として活動していた。11月の高知での秋季キャンプに臨時コーチとして参加したこともあり、2軍総合コーチへの就任が決まった。正田氏は守備、打撃コーチともに務めたことがあり、将来有望な若手野手の育成が期待されていると思われる。