SKは24日、2010年シーズンのコーチ陣を発表した。2009年シーズンから3年契約を結んでいるキム・ソングン監督の2年目にあたるが、福原峰夫、伊勢孝夫、正田耕三ら日本人コーチ3名の退任などにより新任コーチが誕生した。
2009年シーズン限りでヒーローズを自由契約となり、先日正式に現役引退を発表した個人通算最多盗塁記録(550)の保持者であるチョン・ジュンホ(40)が1軍走塁コーチ、先日SKから自由契約となり現役引退を決めたかつての主力内野手チョン・ギョンベ(35)が1軍打撃コーチとなった。
なお、新任の日本人コーチとしては関川浩一(40)が1軍打撃コーチ、芹沢裕二(41)が1軍バッテリーコーチ、赤堀元之(39)が2軍投手コーチとなった。関川浩一は日本プロ野球・阪神、中日、東北楽天で外野手、捕手として活躍し、2007年現役引退後は東北楽天でコーチをつとめ、2009年シーズン限りで退任となっていた。芹沢裕二は大宮東高校卒業後、日本プロ野球・中日に入団したが1軍出場はなく、引退後指導者として14年間若手の指導に当たってきたが、2009年限りで東北楽天のコーチを退任していた。赤堀元之は日本プロ野球・近鉄で1990年代のパシフィックリーグを代表する抑え投手として活躍し、5度の最優秀救援投手に輝いた。2004年現役引退後はオリックスの投手コーチを務めていたが、2009年限りで退任していた。