トゥサンは10日、先日FAでロッテに移籍したホン・ソンフンの人的補償(保護選手18名以外から1名獲得できる)として、イ・ウォンソク内野手(22)を指名した。トゥサンはロッテから、今季のホン・ソンフンの年俸1億8600万ウォンの3倍に相当する5億5800万ウォンの補償金も受け取る。(人的補償を希望しない場合は、移籍選手の前年度年俸の4.5倍に当たる金額が支払われる)
イ・ウォンソクは高校卒業後2005年にロッテへ入団し、新人の年から72試合に出場し頭角を表した。内野ならどこでも守れる能力の高さで、2006年、07年は主にサードで120試合以上に出場した。だが今季は2005年に入隊したチョ・ソンファンが軍から復帰し打線の中心として活躍したことなどで、出番が減り53試合の出場にとどまり、打率.275、0本塁打、5打点、2盗塁の成績に終わっていた。プロ4年間の通算成績は369試合に出場、打率.242、3本塁打、79打点、7盗塁。比較的内野手の層が厚いトゥサンではレギュラーの保証はないが、まだ22歳ながら1軍での豊富な経験を買われ、即戦力として期待される。