DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  ホン・ソンフンのFA人的補償にイ・ウォンソクを指名

 トゥサンは10日、先日FAでロッテに移籍したホン・ソンフンの人的補償(保護選手18名以外から1名獲得できる)として、イ・ウォンソク内野手(22)を指名した。トゥサンはロッテから、今季のホン・ソンフンの年俸1億8600万ウォンの3倍に相当する5億5800万ウォンの補償金も受け取る。(人的補償を希望しない場合は、移籍選手の前年度年俸の4.5倍に当たる金額が支払われる)
 イ・ウォンソクは高校卒業後2005年にロッテへ入団し、新人の年から72試合に出場し頭角を表した。内野ならどこでも守れる能力の高さで、2006年、07年は主にサードで120試合以上に出場した。だが今季は2005年に入隊したチョ・ソンファンが軍から復帰し打線の中心として活躍したことなどで、出番が減り53試合の出場にとどまり、打率.275、0本塁打、5打点、2盗塁の成績に終わっていた。プロ4年間の通算成績は369試合に出場、打率.242、3本塁打、79打点、7盗塁。比較的内野手の層が厚いトゥサンではレギュラーの保証はないが、まだ22歳ながら1軍での豊富な経験を買われ、即戦力として期待される。