ＳＫ ５−６ ハンファ （大田）
（勝）トーマス １勝１Ｓ （敗）チョ・ウンチョン １敗
（本塁打） ＳＫ ： パク・キョンワン ２号、チェ・ジョンボム １号 ハンファ ： クラーク ２号
ＳＫは1回表ハンファの先発チョン・ミンチョルから1番チョン・グヌがヒットで出塁すると連続盗塁で3塁まで進み、2番の大卒新人モ・チャンミンのタイムリーで1点を先制した。ＳＫは3回表ハンファの2番手キム・ペンマンから4番パク・キョンワンの2ランでリードを広げ、先発イ・ヨンウクも4回無失点と好投し、6回表5番チェ・ジョンボムの本塁打で1点を追加した。ハンファはその裏ＳＫの3番手ユン・ギルヒョンから7番イ・ボムホのタイムリーなどで2点を返した。
ハンファは7回裏ＳＫの5番手イ・ハンジンから3番の新外国人クラークの3ランで5−4と逆転したが、ＳＫは9回表ハンファの6番手の新外国人トーマス(元北海道日本ハム)からモ・チャンミンのタイムリーで5−5の同点に追いついた。ハンファは9回裏ＳＫの6番手チョ・ウンチョンからチャンスを作ると、代わった7番手チョ・ヨンミンから5番イ・ドヒョンのタイムリーでサヨナラ逆転勝ちした。新外国人クラークは2試合連続本塁打と打撃好調である。ＳＫでは大卒新人モ・チャンミンが4安打2打点と活躍した。
ＬＧ ２−２ トゥサン （ソウル・蚕室）
ＬＧは1回表トゥサンの先発ランデル(元読売)から2番パク・キョンスのタイムリー、6番キム・サンヒョンの犠牲フライで2点を先制した。トゥサンはその裏ＬＧの先発チェ・ウォンホから3番ユ・ジェウンの内野ゴロの間に1点を返した。その後試合はＬＧのチョン・チャンホン、トゥサンのチン・ヤゴプ、イ・ヨンチャンなど新人投手たちの好投が続き、互いに無得点が続く。トゥサンは9回表2007年新人王イム・テフンを登板させ、三振を2つ奪う好投で今季の活躍も予感させた。
トゥサンは9回裏ＬＧの4番手キョン・ホンホからチャンスを作ると、相手のエラーで2−2の同点に追いついたが、後が続かず試合は9回終了で2−2の引き分けに終わった。互いにチャンスを作りながら2点ずつしか奪えなかったが、トゥサンでは7番イ・デスが3安打、ＬＧでは3番パク・ヨンテクが3安打と活躍した。ＬＧのチョン・チャンホンは示範競技3試合に登板して自責点がゼロと、好投を続け新人王の有力候補に名が挙がっている。
サムソン １０−２ ウリ （ソウル・木洞）
（勝）イ・サンモク １勝１敗 （敗）イ・ヒョンスン １敗
サムソンは1回表ウリの先発の新外国人スコービーから7番パク・ソンミン、9番キム・ジェゴルのタイムリーで2点を先制した。ウリはサムソンの先発の新外国人オバミュラー(元オリックス)、2番手イ・サンモクに抑えられていたが、6回裏イ・サンモクから途中出場の8番チャン・ギヨンのタイムリーなどで2−2の同点に追いついた。サムソンは7回表ウリの2番手イ・ヒョンスンからパク・ソンミン、8番ヒョン・ジェユンのタイムリーで3点を勝ち越すと、8回表ウリの3番手キム・スギョン、4番手パク・チャンヒィから相手のエラーや6番パク・ハニの走者一掃の3点タイムリー2塁打、ヒョン・ジェユンのタイムリーで5点を追加した。
サムソンはアン・ジマン、チャ・ウチャンの継投で無得点に抑えると、9回裏は2007年12月の北京五輪アジア予選直前にひじの痛みを訴え韓国代表から離脱し、その後の海外キャンプでもひじ痛が続き五輪世界最終予選出場も辞退した守護神オ・スンファンが、久しぶりに実戦登板した。オ・スンファンはヒットやエラーでピンチを招くも、何とか得点を許さずサムソンが12安打10得点と打線の爆発で快勝した。兵役から復帰したパク・ソンミンが2安打3打点、ヒョン・ジェユンが2安打2打点と活躍した。新球団ウリでは契約が遅れたソン・ジマン、チョン・ジュンホ、ブランボーなどの主力選手が出場するようになり、これから調子を上げていくと思われる。
ロッテ ４−５ キア （光州）
（勝）イ・ドンヒョン １勝 （セーブ）チャン・ムンソク １Ｓ （敗）チェ・デソン １敗
（本塁打） キア ： ナ・ジワン ２号、チャン・ソンホ １号
キアは2回裏ロッテの先発マクレリーから9番の高卒新人キム・ソンビンのタイムリーで2点を先制した。ロッテは4回表キアの先発ユン・ソンミンのボークで1点を返すと、6番チェ・ギルソンのタイムリーで2−2の同点に追いつく。ロッテは8回表キアの4番手イ・ドンヒョンから途中出場の1番ソ・ジョンホのタイムリーで1点を勝ち越すが、キアはその裏ロッテの3番手チェ・デソンから4番の大卒新人ナ・ジワンの2ラン、代打チャン・ソンホの本塁打で5−3と逆転した。
ロッテは9回表キアの5番手チャン・ムンソクから7番チョ・ソンファンのタイムリーで1点を返すが、キアが逃げ切った。キアでは期待の大卒新人ナ・ジワンが2試合連続本塁打となる逆転決勝2ランを打ち、開幕スタメンも見えてきた。ロッテでは新外国人マクレリーが6回1失点と好投し、開幕ローテーション入りを確実にした。また兵役から復帰したチョ・ソンファンが3安打1打点と活躍した。
[2試合連続本塁打と活躍する期待の新人ナ・ジワン。]
(文責：ふるりん)
