韓国内で合宿中の北京五輪予選代表は9日、ソウル・蚕室(チャムシル)野球場で常備軍と国内最後の練習試合を行った。これまで代表チームは常備軍に連敗していたが、この試合はイ・デホ(ロッテ)、キム・ドンジュ(トゥサン)、イ・テックン(現代)のクリーンアップが活躍し、17−5で大勝した。特にキム・ドンジュは3安打1打点と活躍した。投手陣では2番手パク・チャンホ(ドジャース)が2回と3分の2を無失点に抑えた。今後韓国代表は11日キャンプ地の日本・沖縄県へ出国し、27日に予選が開催される台湾に入国する。
また、今回のアジア予選では出場4か国中1位のみに本大会出場権が与えられ、2位、3位のチームは世界最終予選(8カ国が出場)で3位以内に入らなければならないが、最終予選は2008年3月7日から14日まで台湾・台中で開催されることとなった。当初IBAF(国際野球連盟)は2008年4月に開催を予定していたが、3月後半から4月前半にかけてプロ野球公式戦が開幕する日本、韓国などの反対意見が強かった。