KBO(韓国野球委員会)は10月2日、2019 WBSCプレミア12韓国代表の最終エントリー28名を発表した。9月3日には予備エントリー60名が発表されていた。
大会の主催者であるWBSC(世界野球ソフトボール連盟)には10月3日に最終エントリー28名を提出する。28名のうち投手が13名、全員が国内のプロ野球で活躍する選手たちで構成されている。
2019 WBSCプレミア12は2015年の1回目に続く2回目の開催で、12チームが出場し野球代表チームの世界一を争う。なお、2020年東京オリンピック野球の予選も兼ねている。野球韓国代表は2015年大会で優勝し、2連覇を狙う。オープニングラウンドではグループC(11月6~8日)の開催国として出場し、高尺スカイドームにてオーストラリア、カナダ、キューバと対戦し、日本で開催されるスーパーラウンド(11月11~17日、オープニングラウンドの各グループ上位2チームずつが出場)進出を狙う。なお、野球韓国代表はこの大会でアジア・オセアニア地区の1位(ほかには台湾とオーストラリア)となれば、2020年オリンピック野球への出場権を得る。
【2019 WBSCプレミア12韓国代表 最終エントリー】
[投手]
パク・チョンフン、ハ・ジェフン、キム・グァンヒョン(以上SK)、イ・ヨンハ、ハム・トクチュ(以上トゥサン)、ハン・ヒョンヒィ、チョ・サンウ(以上キウム)、ムン・ギョンチャン、ヤン・ヒョンジョン(以上キア)、コ・ウソク、チャ・ウチャン(以上LG)、ウォン・ジョンヒョン、ク・チャンモ(以上NC)
[捕手]
パク・セヒョク(トゥサン)、ヤン・ウィジ(NC)
[一塁手]
パク・ピョンホ(キウム)
[二塁手]
キム・サンス(サムソン)、パク・ミヌ(NC)
[三塁手]
チェ・ジョン(SK)、ホ・ギョンミン(トゥサン)、ファン・ジェギュン(KT)
[遊撃手]
キム・ハソン(キウム)
[外野手]
パク・コヌ、キム・ジェファン(以上トゥサン)、イ・ジョンフ(キウム)、ミン・ビョンホン(ロッテ)、キム・ヒョンス(LG)、カン・ベッコ(KT)
投手陣では2019年シーズン最優秀防御率のヤン・ヒョンジョン、2015年大会にも出場し韓国代表での経験が豊富な左腕キム・グァンヒョンなど実績ある選手以外にも、韓国1年目で最多セーブ(36)を記録したハ・ジェフン(元東京ヤクルト)、21歳ながら35セーブを記録したコ・ウソク、17勝を記録し21歳でトゥサンのレギュラーシーズン優勝に貢献したイ・ヨンハなど、プロ入り後に韓国代表を初めて経験する選手もいる。野手陣はヤン・ウィジ、パク・ピョンホ、キム・ヒョンスなど国際大会の経験が豊富な選手が中心だが、2018年ジャカルタ・パレンバンアジア競技大会の優勝に貢献したキム・ハソン、イ・ジョンフ、20歳ながらKTの主軸打者に成長したカン・ベッコなど若手も起用されている。
(文責:ふるりん)