DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

2019 WBSCプレミア12韓国代表 最終エントリー28名発表

 

 KBO(韓国野球委員会)は10月2日、2019 WBSCプレミア12韓国代表の最終エントリー28名を発表した。9月3日には予備エントリー60名が発表されていた。

 大会の主催者であるWBSC(世界野球ソフトボール連盟)には10月3日に最終エントリー28名を提出する。28名のうち投手が13名、全員が国内のプロ野球で活躍する選手たちで構成されている。

 2019 WBSCプレミア12は2015年の1回目に続く2回目の開催で、12チームが出場し野球代表チームの世界一を争う。なお、2020年東京オリンピック野球の予選も兼ねている。野球韓国代表は2015年大会で優勝し、2連覇を狙う。オープニングラウンドではグループC(11月6~8日)の開催国として出場し、高尺スカイドームにてオーストラリア、カナダ、キューバと対戦し、日本で開催されるスーパーラウンド(11月11~17日、オープニングラウンドの各グループ上位2チームずつが出場)進出を狙う。なお、野球韓国代表はこの大会でアジア・オセアニア地区の1位(ほかには台湾とオーストラリア)となれば、2020年オリンピック野球への出場権を得る。

 

 

【2019 WBSCプレミア12韓国代表 最終エントリー】

[投手]

パク・チョンフンハ・ジェフンキム・グァンヒョン(以上SK)、イ・ヨンハハム・トクチュ(以上トゥサン)、ハン・ヒョンヒィチョ・サンウ(以上キウム)、ムン・ギョンチャンヤン・ヒョンジョン(以上キア)、コ・ウソクチャ・ウチャン(以上LG)、ウォン・ジョンヒョンク・チャンモ(以上NC)

[捕手]

パク・セヒョク(トゥサン)、ヤン・ウィジ(NC)

一塁手

パク・ピョンホ(キウム)

二塁手

キム・サンス(サムソン)、パク・ミヌ(NC)

三塁手

チェ・ジョン(SK)、ホ・ギョンミン(トゥサン)、ファン・ジェギュン(KT)

[遊撃手]

キム・ハソン(キウム)

[外野手]

パク・コヌキム・ジェファン(以上トゥサン)、イ・ジョンフ(キウム)、ミン・ビョンホン(ロッテ)、キム・ヒョンス(LG)、カン・ベッコ(KT)

 

 投手陣では2019年シーズン最優秀防御率のヤン・ヒョンジョン、2015年大会にも出場し韓国代表での経験が豊富な左腕キム・グァンヒョンなど実績ある選手以外にも、韓国1年目で最多セーブ(36)を記録したハ・ジェフン(元東京ヤクルト)、21歳ながら35セーブを記録したコ・ウソク、17勝を記録し21歳でトゥサンのレギュラーシーズン優勝に貢献したイ・ヨンハなど、プロ入り後に韓国代表を初めて経験する選手もいる。野手陣はヤン・ウィジ、パク・ピョンホ、キム・ヒョンスなど国際大会の経験が豊富な選手が中心だが、2018年ジャカルタパレンバンアジア競技大会の優勝に貢献したキム・ハソン、イ・ジョンフ、20歳ながらKTの主軸打者に成長したカン・ベッコなど若手も起用されている。

 

(文責:ふるりん