KBO(韓国野球委員会)は5日、北京五輪世界最終予選(3月7−14日)に出場する韓国代表チームの最終エントリー24名を発表した。
【投手】10名
チョン・デヒョン、キム・グァンヒョン(以上SK)、キム・ソヌ(トゥサン)、リュ・ヒョンジン(ハンファ)、クォン・ヒョク(サムソン)、ウ・ギュミン(LG)、ファン・ドゥソン、チャン・ウォンサム(以上ウリ)、ソン・ミンハン(ロッテ)、ハン・ギジュ(キア)
【捕手】2名
チン・ガビョン(サムソン)、チョ・インソン(LG)
【内野手】7名
キム・ドンジュ、コ・ヨンミン(以上トゥサン)、パク・チンマン(サムソン)、チョン・ソンフン(ウリ)、イ・デホ(ロッテ)、ソン・シホン(尚武、元トゥサン)、イ・スンヨプ(読売)
【外野手】5名
イ・ジニョン(SK)、イ・ジョンウク(トゥサン)、イ・テックン(ウリ)、キム・ジュチャン(ロッテ)、イ・ヨンギュ(キア)
なお、2月22日から韓国代表チームの台湾キャンプに参加していた32名の選手のうち、チョン・グヌ内野手(SK)、イム・テフン投手、ミン・ビョンホン外野手(以上トゥサン)、アン・ヨンミョン投手(ハンファ)、イ・デヒョン外野手(LG)、チョ・ヨンフン投手(ウリ)、チャン・ウォンジュン投手、カン・ミンホ捕手(以上ロッテ)の8名は落選となった。2月20日の韓国代表召集時にオ・スンファン投手(サムソン)がひじ痛のためキャンプに参加しないこととなり、その代役として呼ばれたイム・テフンも結局最終エントリーに残れなかった。また、キム・サンフン捕手(キア)はキャンプに参加したが、代表召集前にキアのキャンプで負った負傷が完治せず離脱していた。
キム・ギョンムン代表監督(トゥサン)は、数々の国際大会に出場してきたイ・スンヨプ、キム・ドンジュなどを軸に、これまでの経験を重視した選手選考をしたと見られる。故障などで出場が微妙と見られていたパク・チンマン、イ・ジニョンの経験豊富な選手も選出された。韓国代表チームは7日から世界最終予選に出場し、緒戦の南アフリカ戦を行う。その後オーストラリア、メキシコ、スペイン、ドイツ、カナダ、地元台湾の順にと対戦し、8チーム中上位3チームに入れば、8月の北京五輪出場権を得る。難関は8日のオーストラリア戦、9日のメキシコ戦、14日の台湾戦だと見られる。