ロッテは19日、パク・チチョル(32)、キム・スングァン(31)など5名の選手の放出を発表した。すでに11日チェ・ギョンファン(35)の放出が発表されていて、2006年から指揮を執り今季限りで契約が切れるカン・ビョンチョル監督とは契約を更新せず後任監督の選定中で、2年連続7位と低迷したロッテはすでに来季に向けて動き出している。
パク・チチョルは1994年ロッテに入団し、1997年14勝、2001年13勝をあげるなど先発として活躍してきたが、2005年以降故障で出番が減り、今季はわずか6試合の出場にとどまり未勝利に終わっている。プロ通算61勝を記録しているが、ここ3年間で2勝しかしていないため戦力外となった。
キム・スングァンは1995年サムソンに入団し、2004年ロッテへ移籍し内野の控えや代打として2006年には50試合に出場した。だが今季はわずか5試合の出場にとどまった。チェ・ギョンファンは米国・マイナーリーグやメキシカンリーグでプレーしたのち、2000年に帰国しＬＧへ入団、02年トゥサンへ移籍し05年まで外野のレギュラーとして活躍した。06年シーズン途中ロッテへトレードされたが、故障もあり若手に押され出番が減り今季はわずか36試合の出場、打率.216に終わった。韓国での通算成績は698試合に出場、打率.264、30本塁打、201打点、53盗塁。
