ハンファ−サムソン(大邱)、現代−キア(光州)は雨天中止。
SK 1−2 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)パク・チチョル 1勝 (敗)チョン・ウラム 3敗
ロッテは2回裏SKの先発キム・ウォンヒョンからカン・ミンホのタイムリーで1点を先制するが、SKは4回表ロッテの先発ソン・ミンハンからキム・ジェヒョンのタイムリーで同点とする。その後投手戦となりソン・ミンハン、キム・ウォンヒョンの両先発は互いに8回を1失点に抑えた。このまま延長戦突入かと思われた9回裏、ロッテはSKの3番手チョン・ウラムからサヨナラ勝ちのチャンスを作ると、代わったSKの4番手チョン・デヒョンから途中出場のシン・ミョンチョルのタイムリーでサヨナラ勝ちした。9回表途中から登板し、勝ち越し点のピンチをしのいだロッテの5番手パク・チチョルが約1年3ヶ月ぶりに勝利投手となった。敗れたSKは、LGに勝ったトゥサンに代わって3日で再び6位に転落。
LG 4−8 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)リオス 9勝11敗 (敗)ベロカー 2勝3敗
(本塁打) LG : パク・ヨンテク 12号
同じ蚕室野球場を本拠地とするライバル対決は、トゥサンが6位、LGが最下位に低迷し、下位どうしのさみしい対決となった。トゥサンは1回裏LGの先発ベロカーからアン・ギョンヒョンの犠牲フライで1点を先制すると、4回裏チェ・ジュンソクのタイムリーで1点を、5回裏アン・ギョンヒョンとホン・ソンフンのタイムリーで4点を追加しベロカーをノックアウトした。トゥサンの先発リオスに抑えられていたLGは6回表パク・ヨンテクの2試合連続の本塁打となる2ランで反撃するが、トゥサンはその裏LGの3番手キョン・ホンホからホン・ソンフンとコ・ヨンミンのタイムリーで2点を追加した。
リオスは8回2失点で降板し、LGは9回表トゥサンの2番手キム・スンフェからパク・ヨンテクとチョン・ウィユンのタイムリーで2点を返すが、反撃もここまででトゥサンが勝利した。リオスは今季9勝目で、外国人投手としては初となる5年連続2ケタ勝利に王手をかけた。ホン・ソンフンとアン・ギョンヒョンがそれぞれ3打点をあげ大きく勝利に貢献し、トゥサンはロッテに敗れたSKに代わって3日ぶりに5位に浮上。敗れたLGは蚕室でのトゥサン主催試合も含め、ビジターで9連敗。救世主として7月末に入団したLGの新外国人ベロカーは、ここまで2勝をあげているが防御率が8点近くと、期待以下の成績しか残せていない。