キア 6−8 SK (仁川・文鶴)
(勝)ユン・ギルヒョン 7勝2敗 (セーブ)チョン・デヒョン 2勝2敗22S (敗)ユン・ソンミン 6勝13敗
首位SKは1回裏最下位キアの先発チョン・ウォンから5番キム・ジェヒョンのタイムリーで1点を先制したが、キアは2回表SKの先発ソン・ウンボムから相手のエラーや2番キム・ジョングクのタイムリーで3−1と逆転すると、この回代わった2番手キム・ギョンテから5番チェ・ヒィソプのタイムリーで2点を追加した。キアは3回表SKの3番手キム・ウォンヒョンから1番イ・ヨンギュの犠牲フライで1点を追加したが、SKはその裏キアの2番手ソン・ヨンミンから6番チェ・ジョンのタイムリーで1点を返した。
SKは5回裏キアの3番手ユン・ソンミンから7番チョン・グヌ、8番チャン・ソンホのタイムリーで6−6の同点に追い付き、6回裏6番チェ・ジョン、7番チョン・ギョンベのタイムリーで2点を奪い逆転した。SKはカ・ドゥギョム、ユン・ギルヒョン、チョン・デヒョンのリリーフ陣がキアに得点を許さず、逆転勝ちした。3番イ・ジニョンが3安打、チェ・ジョンが3安打2打点、チョン・ギョンベが2安打3打点と活躍。最下位キアは先発要員のユン・ソンミンを中継ぎ登板させたが逆転負けしてしまった。
ハンファ 0−6 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)ランデル 9勝4敗 (敗)セドリック 8勝9敗
(本塁打) トゥサン : チェ・ジュンソク 12号
序盤はハンファの先発セドリック(元東北楽天)、トゥサンの先発ランデル(元読売)の投げ合いとなった。トゥサンは5回裏5番チェ・ジュンソクの本塁打で1点を先制すると、6回裏チェ・ジュンソクや7番キム・ヒョンスのタイムリーなどで4点を追加した。7回裏にもハンファの3番手チョン・ミンヒョクから4番キム・ドンジュへの押し出しの四球で1点を追加した。
ランデルは7回途中まで無失点に抑えると、高卒新人イム・テフン、イ・スンハク、チョン・ジェフンの継投でハンファに反撃を許さず、完封リレーで2位トゥサンが勝利し、3位LG、4位ハンファとのゲーム差を2に広げた。最近故障もあり3連敗中だったランデルは、6月23日のキア戦以来39日ぶりの勝利。一方2試合連続完封負けした4位ハンファは4連敗で、3位LG、5位サムソンとゲーム差なしで並ぶ大混戦となった。
[決勝先制本塁打を打ったチェ・ジュンソク。]
LG 2−3 サムソン (大邱)
(勝)クォン・オジュン 2勝3敗 (敗)チョン・ジェボク 3勝2敗1S
LGは4回表サムソンの先発ブラウン(元阪神)から6番チョン・ウィユンのタイムリーで2点を先制するが、サムソンはその裏LGの先発パク・ミョンファンから8番チン・ガビョンの内野ゴロ、代打キム・デイクのタイムリーで2−2の同点に追い付く。パク・ミョンファンもブラウンも7回まで投げ、たがいに追加点を許さない。試合はこのまま延長に入るかのように思えた。
サムソンは9回裏LGの2番手チョン・ジェボクから1死1,2塁のチャンスを作ると、2番キム・ジェゴルのタイムリーで逆転サヨナラ勝ちした。これで3位LG、4位ハンファとゲーム差なしで並び、勝率の関係で5位にとどまっている。サムソンの2番手で今季中継ぎとして期待されたが、故障により1軍と2軍を往復していて、最近1軍に復帰したクォン・オジュンが勝利投手。
ロッテ 2−4 現代 (水原)
(勝)パク・チュンス 4勝3S (セーブ)チョ・ヨンフン 3勝4敗3S (敗)チュ・ヒョングァン 1敗
現代は2回裏ロッテの先発ソン・スンジュンから7番ソン・ジマンのタイムリーで1点を先制するが、ロッテは5回表現代の先発ファン・ドゥソンから3番パク・ヒョンスンのタイムリーで2−1と逆転した。現代は7回裏ロッテの3番手チュ・ヒョングァンから代打カン・グィテの犠牲バントで2−2の同点とし、8回裏チュ・ヒョングァンからチャンスを作ると代わった4番手カブレラから7番ユ・ハンジュンのタイムリーなどで2点を勝ち越す。
現代のパク・チュンス、チョ・ヨンフンのリリーフ陣がロッテに得点を許さず、6位現代が逆転勝ちし7位ロッテとのゲーム差を1に広げた。ロッテは4連勝後連敗とせっかくの上昇ムードが途切れてしまった。