キア4位浮上 8位ハンファ5連勝
9月9日は4つの球場でダブルヘッダー開催となり合計9試合で12万8589名が入場、1日の観客数としてはプロ野球新記録となった。
ＬＧ ６－７ キア （光州：ダブルヘッダー第1戦）
（勝）チェ・ジミン ５勝３敗３Ｓ （セーブ）チョン・ヘヨン ３勝２敗１４Ｓ （敗）ユ・ヨンチャン ５勝２敗
（本塁打） ＬＧ ： パク・トンウォン ２０号 キア ： ファン・デイン ５号
キアは3回裏にＬＧの先発イム・チャンギュから8番ファン・デインの本塁打、3番ナ・ソンボムのタイムリーで2点を先制し、4回裏に相手のエラーで1点を追加した。ＬＧは5回表にキアの先発ファン・ドンハから8番ムン・ソンジュのタイムリーで1点を返すと、代わったキアの2番手キム・デユから1番ホン・チャンギの犠牲フライで2点を返した。キアは6回裏にＬＧの2番手チョン・ウヨンから9番キム・テグンのタイムリー、相手の暴投で2点を追加した。ＬＧは7回表にキアの3番手イム・ギヨンから7番パク・トンウォンの本塁打で1点を返すと、代わったキアの4番手イ・ジュニョンからチャンスを作り、さらに代わったキアの5番手チョン・サンヒョンからホン・チャンギと3番キム・ヒョンスのタイムリーなどで6-5と逆転した。
ＬＧの3番手キム・ジンソンは7回裏を無失点に抑えた。キアの6番手パク・チュンピョと7番手チェ・ジミンは8回表に追加点を与えなかった。キアは8回裏にＬＧの4番手ユ・ヨンチャンから代打コ・ジョンウクのタイムリーで6-6の同点に追いつき、さらに代わったＬＧの5番手コ・ウソクから1番パク・チャンホのタイムリーで7-6と逆転した。キアの8番手チョン・ヘヨンは9回表を無失点に抑え、5位キアが勝利した。キア打線ではパク・チャンホが3安打1打点と活躍。首位ＬＧではリリーフが機能しなかった。
ＬＧ ７－１２ キア （光州：ダブルヘッダー第2戦）
（勝）ユン・ジュンヒョン １勝 （敗）イ・ウチャン １勝３敗
（本塁打） キア ： チェ・ヒョンウ １６号、ナ・ソンボム １６号
ＬＧは1回表にキアの先発イ・ウィリから4番オースティンのタイムリーなどで2点を先制し、2回表に2番ムン・ソンジュの内野ゴロの間などに2点を追加した。キアは2回裏にＬＧの先発ソン・ジュヨンから8番イ・チャンジンと2番キム・ドヨンのタイムリーで3点を返した。ＬＧの2番手イ・ジガンは4回裏まで無失点に抑えた。ＬＧは5回表にキアの2番手キム・デユから途中出場の7番シン・ミンジェのタイムリーで1点を追加した。キアは5回裏にＬＧの3番手イ・ウチャンからチャンスを作ると、代わったＬＧの4番手の高卒新人パク・ミョングンから代打コ・ジョンウクのタイムリー、代打チェ・ヒョンウの満塁本塁打で8-5と逆転した。ＬＧは6回表にキアの3番手ユン・ジュンヒョンからチャンスを作ると、代わったキアの4番手イ・ジュニョンから3番パク・ヘミンの併殺打の間に1点を返した。
キアは6回裏にＬＧの5番手オ・ソクチュから3番ナ・ソンボムの本塁打、イ・チャンジンのタイムリーなどで4点を追加し、5番手イム・ギヨンは7回表、6番手チャン・ヒョンシクは8回表を無失点に抑えた。ＬＧの6番手チェ・ドンファンは8回裏まで追加点を与えなかった。ＬＧは9回表にキアの7番手の高卒新人クァク・トギュから途中出場の5番アン・イックンのタイムリーで1点を返したが、キアが勝利し4位に浮上した。キア打線ではイ・チャンジンが4安打2打点、5番キム・ソンビンが3安打と活躍。首位ＬＧでは投手陣が崩壊した。ＬＧ打線では9番チョン・ジュヒョンが3安打と活躍。
ＳＳＧ ８－８ ＫＴ （水原）
ＫＴは1回裏にＳＳＧの先発オ・ウォンソクから4番パク・ピョンホのタイムリーで1点を先制し、2回裏に相手のパスボールで1点を追加した。ＳＳＧは3回表にＫＴの先発キム・ミンから2番パク・ソンハンへの押し出しの四球、3番チェ・ジョンへの押し出しの死球で2-2の同点に追いつくと4番エレディア、5番チェ・ジュファンの内野ゴロの間に4-2と逆転、6番ハン・ユソムのタイムリーで1点を追加した。ＫＴは3回裏に4番パク・ピョンホ、7番アルフォードのタイムリー、代打ムン・サンチョルの犠牲フライ、1番キム・ミンヒョクのタイムリーで6-5と逆転した。ＫＴの2番手チョ・イヒョンは5回表まで無失点に抑えた。ＫＴは5回裏にＳＳＧの2番手イ・ゴヌクから2番キム・サンスのタイムリーで2点を追加した。
ＳＳＧは7回表にＫＴの3番手ソン・ドンヒョンからチャンスを作ると、代わったＫＴの4番手パク・ヨンヒョンから7番ハ・ジェフン（元東京ヤクルト）と9番チョ・ヒョンウのタイムリーで8-8の同点に追いついた。ＳＳＧの3番手の高卒新人イ・ロウンは7回裏まで無失点に抑えた。ＳＳＧの4番手コ・ヒョジュンは8回裏途中で5番手ノ・ギョンウンに交代し、試合は延長戦に突入した。ＫＴの5番手キム・ジェユンは11回表まで無失点に抑えた。ＫＴの6番手チュ・グォンは12回表を無失点に抑えた。ＳＳＧの6番手ソ・ジニョンは12回裏まで無失点に抑え、試合は12回を終えても決着がつかなかったが規定により引き分けとなった。2位ＫＴではチャンスを生かしきれなかった。3連敗中のＳＳＧは5位に後退した。ＳＳＧ打線ではチョ・ヒョンウが3安打2打点、ハン・ユソムが3安打1打点と活躍。
ロッテ ５－２ ＮＣ （昌原：ダブルヘッダー第1戦）
（勝）パク・セウン ６勝７敗 （セーブ）キム・ウォンジュン ５勝４敗２６Ｓ （敗）ソン・ミョンギ ３勝８敗
（本塁打） ロッテ ： チョン・フン ６号
ＮＣは1回裏にロッテの先発パク・セウンから5番クォン・ヒィドンのタイムリーで1点を先制し、3回裏に4番マーティンのタイムリーで1点を追加した。ロッテは6回表にＮＣの先発ソン・ミョンギから4番チョン・ジュヌの2点タイムリーで2-2の同点に追いつくと、代わったＮＣの2番手キム・ヨンギュから代打チョン・フンの本塁打で4-2と逆転した。ロッテは7回表にＮＣの3番手キム・シフンから3番アン・チホンのタイムリーで1点を追加した。
ＮＣの4番手キム・テヒョンは8回表に追加点を与えなかった。ロッテの2番手チェ・ジュニョンは8回裏まで無失点に抑えた。ＮＣの5番手ハン・ジェスンは9回表に追加点を与えなかった。ロッテの3番手キム・ウォンジュンは9回裏を無失点に抑え、7位ロッテが勝利した。7回途中まで2失点に抑えたパク・セウンは7勝目。先発ソン・ミョンギが6回途中3失点で降板した3位ＮＣは連勝が4で止まった。
ロッテ ５－６ ＮＣ （昌原：ダブルヘッダー第2戦）
（勝）キム・ヨンギュ １勝４敗 （セーブ）イ・ヨンチャン ４勝３敗２２Ｓ （敗）チン・スンヒョン １勝３敗
（本塁打） ロッテ ： チョン・ジュヌ １４号
ロッテは1回表にＮＣの先発チェ・ソンヨンから4番チョン・ジュヌの本塁打で2点を先制した。ＮＣは2回裏にロッテの先発ハン・ヒョンヒィから7番キム・ジュウォンのタイムリーで1点を返した。ロッテは3回表にチョン・ジュヌのタイムリー、相手の暴投で2点を追加した。ＮＣは3回裏に3番パク・ミヌのタイムリー、4番マーティンの犠牲フライで2点を返した。ＮＣの2番手キム・シフンは5回表まで追加点を与えなかった。ロッテの2番手ユン・ミョンジュンは5回裏途中まで無失点に抑えた。ＮＣは6回裏にロッテの3番手チン・スンヒョンからチャンスを作ると、代わったロッテの4番手シン・ジョンナクから相手の送球判断ミス、2番ソ・ホチョルの2点タイムリーで6-4と逆転した。ロッテの5番手キム・ジヌクは追加点を与えなかった。
ロッテは7回表にＮＣの3番手キム・ヨンギュからチャンスを作ると、代わったＮＣの4番手リュ・ジヌクからチョン・ジュヌの犠牲フライで1点を返した。ＮＣの5番手イム・ジョンホは8回表を無失点に抑えた。ロッテの6番手チェ・ヨンファンは8回裏まで追加点を与えなかった。ＮＣの6番手イ・ヨンチャンは9回表を無失点に抑え、3位ＮＣが勝利した。ＮＣ打線では6番オ・ヨンスが3安打と活躍。7位ロッテでは継投が機能しなかった。ロッテ打線ではチョン・ジュヌが3安打1本塁打4打点、1番ユン・ドンヒィが3安打と活躍。
サムソン ５－１ トゥサン （ソウル・蚕室：ダブルヘッダー第1戦）
（勝）ブキャナン １０勝６敗 （セーブ）オ・スンファン ３勝５敗２４Ｓ （敗）チャン・ウォンジュン ３勝３敗
（本塁打） サムソン ： オ・ジェイル １０号
サムソンは2回表にトゥサンの先発チャン・ウォンジュンから7番オ・ジェイルの本塁打で2点を先制した。トゥサンは2回裏にサムソンの先発ブキャナン（元東京ヤクルト）から7番カン・スンホのタイムリーで1点を返した。サムソンは3回表に相手のエラーで1点を追加した。サムソンは8回表にトゥサンの2番手パク・シンジから8番イ・ジェヒョンと9番キム・ホジェのタイムリーで2点を追加した。
トゥサンの3番手チェ・ジガンは9回表まで追加点を与えなかった。サムソンの2番手イ・スンヒョン（背番号20）と3番手オ・スンファン（元阪神）は9回裏を無失点に抑え、9位サムソンが勝利した。8回を1失点に抑えたブキャナンは2020年から4年連続でシーズン10勝以上を達成。6位トゥサンでは先発チャン・ウォンジュンが5回3失点で降板した。
サムソン ０－４ トゥサン （ソウル・蚕室：ダブルヘッダー第2戦）
（勝）ブランドン ８勝３敗 （敗）チェ・ハヌル ２敗
トゥサンは3回裏にサムソンの先発チェ・ハヌルから4番ヤン・ソックァンと6番ヤン・ウィジのタイムリーで3点を先制した。サムソンの2番手チェ・ジガンは6回裏まで追加点を与えなかった。トゥサンの先発ブランドンは7回表まで無失点に抑えた。サムソンの3番手イ・ジェイクは7回裏に追加点を与えなかった。トゥサンの2番手ホン・ゴンヒィは8回表を無失点に抑えた。
トゥサンは8回裏にサムソンの4番手イ・スンヒョン（背番号54）からチャンスを作ると、代わったサムソンの5番手キム・ソヒョンから相手のパスボールで1点を追加した。トゥサンの3番手チョン・チョルォンは9回表を無失点に抑え、6位トゥサンが完封リレーで勝利した。ブランドンは8勝目。9位サムソンでは先発チェ・ハヌルが5回途中3失点で降板し打線が沈黙した。
ハンファ １１－２ キウム （ソウル・高尺：ダブルヘッダー第1戦）
（勝）キム・ギジュン １勝１敗 （敗）キム・ドンヒョク １勝７敗
ハンファは1回表にキウムの先発キム・ドンヒョクから4番チェ・ウンソンのタイムリーで1点を先制し、2回表に1番の高卒新人ムン・ヒョンビンと3番ノ・シファンのタイムリーで4点、3回表に7番オ・ソンジンのタイムリーで1点を追加した。ハンファは4回表にキウムの2番手の高卒新人キム・ドンギュから6番チェ・インホへの押し出しの死球、相手の暴投、8番チェ・ジェフンのタイムリーで5点を追加した。キウムの3番手ヤン・ヒョンは5回表まで追加点を与えなかった。キウムは5回裏にハンファの先発キム・ギジュンから7番キム・テジンと1番キム・ヘェソンのタイムリーで2点を返した。
ハンファの2番手キム・ジェヨンは7回裏まで無失点に抑えた。キウムの4番手イ・ジョンミンは9回表まで追加点を与えなかった。ハンファの3番手パク・チュニョンは9回裏まで無失点に抑え、8位ハンファが勝利し4連勝となった。5回を2失点に抑えたキム・ギジュンは2021年8月以来の勝利。ハンファ打線ではノ・シファンが3安打2打点と活躍。先発キム・ドンヒョクが3回7失点で降板した最下位キウムは5連敗。
ハンファ ３－１ キウム （ソウル・高尺：ダブルヘッダー第2戦）
（勝）イ・ミヌ １勝 （セーブ）パク・サンウォン ５勝３敗１４Ｓ （敗）キム・ソンジン ２勝３敗
ハンファは5回表にキウムの先発イ・ミョンジョンからチャンスを作ると、代わったキウムの2番手ユン・ソグォンから2番オ・ソンジンのタイムリーで1点を先制した。キウムは5回裏にハンファの先発ナム・ジミンから4番ソン・ソンムンの内野ゴロの間に1-1の同点に追いついた。ハンファの2番手ユン・デギョンは無失点に抑えた。キウムの3番手ハ・ヨンミンは6回表まで無失点に抑えた。ハンファの3番手イ・ミヌは6回裏を無失点に抑えた。ハンファは7回表にキウムの4番手キム・ソンジンから3番ノ・シファンのタイムリーで1点を勝ち越した。
ハンファの4番手キム・ボムスは7回裏を無失点に抑えた。キウムの5番手キム・ジェウンは8回表に追加点を与えなかった。ハンファの5番手チュ・ヒョンサンは8回裏から登板した。ハンファは9回表にキウムの6番手イム・チャンミンから途中出場の5番イ・ジニョンのタイムリーで1点を追加した。キウムの7番手ムン・ソンヒョンは追加点を与えなかった。ハンファの6番手パク・サンウォンは9回裏まで無失点に抑え、8位ハンファが勝利し5連勝となった。最下位キウムは6連敗。
【レギュラーシーズン 順位表】
（9月9日時点）
試合 勝 敗 分 勝率
１．ＬＧ １１８ ７０ ４６ ２ .603
２．ＫＴ １２０ ６５ ５２ ３ .556
３．ＮＣ １１６ ６２ ５２ ２ .544
４．キア １１３ ５９ ５２ ２ .532
５．ＳＳＧ １１７ ６１ ５４ ２ .530
６．トゥサン １１６ ５８ ５７ １ .504
７．ロッテ １１７ ５５ ６２ ０ .470
８．ハンファ １１７ ４９ ６２ ６ 441
９．サムソン １２０ ５１ ６８ １ .429
10．キウム １３０ ５１ ７６ ３ 402
（文責 ： ふるりん）
