KBO(韓国野球委員会)は22日、ソウルで8球団の社長を集めて緊急理事会を開き、現代ユニコーンズの身売り問題について協議した。19日農協が現代買収を中止したが、シン・サンウKBO総裁は2007年シーズンも従来通り8球団でプロ野球を運営することを明言し、具体的な解決案は31日開かれる定期理事会で決められることとなった。またハ・イルソンKBO事務総長は、今後現代ファミリーの人物と接触し、現代ユニコーンズを支援するよう要請すると述べた。
また、2007年給与が初めて選手たちに支払われる2月25日までに、事態を解決するよう最善を尽くしてほしい、という意見が集まった。これはこの日を15日以上過ぎても選手に給与が支払われないと、球団に運営能力がないと判断され、選手たちがKBOの管理下に置かれることになるからである。なお、現代ユニコーンズの大株主である現代グループの「ハイニクス半導体」は、これ以上球団を運営する気はなく、現代グループの他社を初めとする他企業に売却する予定であることを明らかにした。
(文責:ふるりん)