ロッテは18日、今季41歳を迎えた外国人野手のフェリックス・ホセと契約金6万ドル(約710万円)、年俸24万ドル(約2830万円)で来季の契約を結んだ。ホセは今季5年ぶりにロッテへ復帰し、122試合に出場、主に4番を打ち打率.277、22本塁打、78打点と三冠王イ・デホとともに打線の軸として活躍した。なお41歳での選手登録は韓国プロ野球史上最高齢であり、今季は史上最高齢での本塁打記録を更新するなど、衰え知らずのパワーを見せ付けた。42歳となった来季も主軸としての活躍が期待される。
ホセは1999年サムソンとのプレーオフ第7戦で勝ち越し本塁打を打った際、観客席のサムソンファンから物が投げつけられ逆上し、逆に観客席に物を投げ入れ場内は騒然とし、試合は一時中断した。その他にも2002年には米大リーグ・エクスポズとの二重契約問題で結局ロッテと契約しながらプレーしなかったなど、名うてのトラブルメーカーとして有名である。昨季まではメキシカンリーグでプレーしていた。韓国での3年間(1999,2001,2006年)の通算成績は371試合に出場、打率.313、389安打、94本塁打、302打点。