LGは29日、来季の新外国人としてペドロ・バルデス外野手(33)と契約金5万ドル(約600万円)、年俸25万ドル(約2980万円)で契約した。ペドロ・バルデスは1991年米大リーグ・カブス傘下のマイナーリーグでデビューし、レンジャースで大リーグにも昇格したことがある。2001年から04年までは日本プロ野球・福岡ダイエーに在籍し、4年間の497試合に出場、打率.302、86本塁打、335打点の成績を残し主軸打者として活躍した。今季はメキシカンリーグでプレーし、102試合に出場、打率.362、14本塁打、100打点の成績を残した。大リーグ通算は53試合に出場、打率.247、1本塁打、8打点。
確実性と長打力を兼ね備えたバルデスの入団により、FAで日本プロ野球・中日へ移籍したイ・ビョンギュの穴が埋まると期待される。これで来季の外国人選手はサムソンから移籍したハリッカラとバルデスの2人が決まり、キム・ジェバク新監督のもと4位以上進出を目指すLGはトゥサンからFA移籍したパク・ミョンファンの獲得にも成功し、球団史上初の最下位に終わった今季の惨状からの戦力補強に大きく成功している。