DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  わずか2日間で全選手の年俸を更改

 今季チーム史上初の年間最下位に終わったキアは、17日から18日の2日間で来季も契約する選手53名全員と再契約を結び、来季の年俸更改を8球団中最も早く終えた。まず若手では投壊状態のチーム(8球団中7位のチーム防御率4.81)で抑えに中継ぎに奮闘した高卒ルーキーのユン・ソンミン(53試合、3勝4敗7S、防御率4.29)は2500万ウォン増の年俸4500万ウォン(約520万円)、高卒2年目で外野のレギュラーに定着したイ・ヨンギュ(124試合、.266、5本塁打、37打点、31盗塁)は3300万ウォン増の年俸5500万ウォン(約630万円)で来季の契約を結んだ。
 主力選手ではエースとして期待されながらも勝ち星に恵まれなかったキム・ジヌ(31試合、6勝10敗1S、防御率3.91)は500万ウォン増の年俸8000万ウォン(約920万円)、主に3塁のレギュラーとして活躍したソン・ジファン(107試合、.278、11本塁打、44打点)は1500万ウォン増の年俸8500万ウォン(約970万円)でそれぞれ契約した。なお先日マ・ヘヨンらの3対3トレードでLGから移籍してきたチャン・ムンソク(27試合、5勝5敗7S、防御率3.75)は今季と同じ年俸1億5000万ウォン(約1720万円)となった。
 今季最下位だったにもかかわらず、20名の選手が今季より年俸が上昇し33名の選手が現状維持となった。チーム最高年俸は先日FA宣言して残留したキアの顔イ・ジョンボム(元中日)の5億ウォン(約5730万円)となった。

   
(文責:ふるりん