DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  アジアシリーズ2005第2戦、チャイナスターズ相手に大会初勝利

チャイナスターズ 3−8 サムソン  (東京ドーム)

(勝)チョン・ビョンホ 1勝   (セーブ)イム・ドンギュ 1S  (敗)頼国鈞 1敗
 10日のコナミカップアジアシリーズ2005第1戦、千葉ロッテ戦に敗れたサムソンは11日11時から東京ドームでチャイナスターズ中国プロ野球選抜)と第2戦を行った。サムソンは序盤からチャイナ先発の頼国鈞から何度かチャンスを作るものの、拙攻で得点を奪えない。サムソンの先発チョン・ビョンホ(29試合、6勝5敗、防御率4.39)は何度かチャイナに得点圏へランナーを進められたものの、何とか先制点を許さない。
 サムソンは4回裏、キム・ジョンフンとパク・ハニのタイムリーで3点を先制すると、5回裏キム・ジェゴルとチョ・ドンチャンのタイムリーで3点を追加し、6−0とリードを広げる。しかしチャイナは6回表、サムソンの2番手パク・ソクチンから2死1,3塁のチャンスを作ると、代わった3番手ラ・ヒョンジンから代打楊国剛、林暁帆のタイムリーで3点を返す。
 3点差に追い上げられたサムソンは8回裏、チャイナの3番手李帥からカン・ドンウが押し出しの四球を選び、イ・ジョンシクが犠牲フライを打ち2点を追加する。最後は4番手イム・ドンギュがチャイナの反撃を断ち、サムソンが今大会初勝利をあげた。イム・ドンギュは昨年中国プロ野球・広東に在籍し、勝手を知る中国の打者たちを見事抑えた。2連敗のチャイナは決勝進出の可能性がなくなった。
 11日は18時から千葉ロッテ(日本代表)−興農(台湾代表)が行われ、12−1と7回終了時点で千葉ロッテがコールド勝ちし、決勝進出を決めた。注目のイ・スンヨプは2安打2打点と活躍した。サムソンは12日19時から、同じく1勝1敗の成績で並ぶ興農と決勝戦進出をかけ第3戦を行う。サムソンの先発はハリッカラ(11試合、3勝2敗、防御率3.71)、興農の先発は勇壮(オズワルド・マルティネス)となっている。
 

(文責:ふるりん