サムソン １−４ 現代 （水原）
（勝）チョン・ジュンホ ７勝１敗１Ｓ （セーブ）パク・チュンス ３勝４敗２１Ｓ （敗）イム・ドンギュ ４勝３敗
（本塁打） サムソン ： チョン・ソンフン １０号
３位現代は２回裏サムソンの先発イム・ドンギュからチョン・ソンフンの本塁打で１点を先制すると、４回裏チョン・ソンフンのタイムリーで１点を追加した。サムソンは７回表現代の先発チョン・ジュンホからチョ・ヨンフンのタイムリーで１点を返すが、代わった２番手イ・ヒョンスンと３番手シン・チョリンから同点のホームを踏めなかった。一方現代は８回裏サムソンの２番手チョン・ビョンホ、３番手クォン・オジュンからイ・スンヨンとキム・ドンスのタイムリーで２点を追加した。最後は守護神パク・チュンスが抑え現代が勝ち、首位サムソンは今季最多タイの３連敗となり独走に待ったがかけられた。チョン・ソンフンが先制本塁打を含む２打点をあげ、現代の勝利に貢献した。
ハンファ ２−０ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）ソン・ジヌ ６勝４敗 （セーブ）クォン・ジュンホン １敗１Ｓ （敗）リオス ７勝９敗
２位ハンファは２回表トゥサンの先発リオスからコリアーのタイムリーで１点を先制する。ハンファの先発で史上初の通算200勝まであと２勝と迫ったソン・ジヌは７回途中まで無失点に抑えると、ハンファは７回表ハン・サンフンの犠牲フライで貴重な追加点をあげた。その後チョ・ソンミン（元読売）、クォン・ジュンホンのリリーフ陣がトゥサンを完封し、ソン・ジヌに通算200勝目まであと１勝と迫る今季６勝目をあげさせた。ソン・ジヌは38日ぶりの勝ち星で、２回表ホン・ソンフンから三振を奪い史上初の通算1900奪三振を達成した。ハンファは３連勝で首位サムソンとのゲーム差を６に縮めた。３連敗となったトゥサンはこの試合もわずか５安打と相変わらずの貧打に泣き、５位キアに0.5ゲーム差に迫られた。
ＳＫ １−２ キア （光州）
（勝）グレイシンガー ８勝９敗 （セーブ）ユン・ソンミン ３勝３敗７Ｓ （敗）セラーノ ２勝３敗
（本塁打） ＳＫ ： パク・チェホン １４号
キアは１回裏ＳＫの先発セラーノから１死１,３塁のチャンスで１塁走者チャン・ソンホと３塁走者イ・ヨンギュのダブルスチールで１点を先制すると、２回裏イ・ヒョンゴンの内野ゴロの間に３塁走者が生還し１点を追加した。ＳＫは７回裏キアの先発グレイシンガーからパク・チェホンの本塁打でようやっと１点を返したが、その後は新守護神ユン・ソンミンに抑えられキアが勝利し、再び勝率５割に復帰し４位トゥサンと0.5ゲーム差に迫った。グレイシンガー、セラーノの両先発が好投し、両チーム合わせて７安打の投手戦だった。
ＬＧ ７−７ ロッテ （釜山・社稷）
（本塁打） ＬＧ ： チェ・ギルソン ２号
ロッテは１回裏ＬＧの先発チョン・ジェボクから新外国人ジョン・ゴールの犠牲フライで１点を先制するが、ＬＧは３回表ロッテの先発ヨム・ジョンソクからパク・ヨンテクの犠牲フライとチェ・ギルソンのタイムリーで２−１と逆転した。ロッテは４回裏パク・キヒョクの犠打で同点とすると、この回イ・ウォンソク、イ・デホのタイムリーや相手のエラーなどで５点を追加した。ＬＧは５回表チェ・ギルソンの内野ゴロの間に３塁走者が生還し、さらに相手のエラーで２点を返した。ＬＧは４回途中以降２番手キム・ミンギ、３番手カーライル（元阪神）などの好投でロッテに追加点を許さない。
ロッテも６回以降チュ・ヒョングァン、ノ・ジャンジンの継投でＬＧに反撃を許さず、９回表は万を辞して高卒新人の守護神ナ・スンヒョンを投入した。だがチェ・ギルソンに３ランを打たれ７−７の同点とされ、試合はこのまま延長に突入する。ロッテはカ・ドゥギョム、パク・チチョルがＬＧに勝ち越し点を許さず毎回のようにサヨナラ勝ちのチャンスを作るが、ウ・ギュミン、キム・ジェヒョン、キョン・ホンホらＬＧのリリーフ陣に抑えられ、4時間48分の激闘は12回を終えても決着がつかず、規定により引き分けとなり、両チーム13安打ずつの乱打戦となった最下位攻防戦は痛み分けに終わった。９回に同点３ランを打ったチェ・ギルソンは、昨季２軍戦では本塁打王になったものの１軍に定着できなかったが、６月に１軍へ昇格すると持ち前の長打力でレギュラーに定着し、この試合でも５打点をあげた。
