DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

   首位サムソン、40勝1番乗り

 ロッテ−現代(水原)は2回途中で雨天によりノーゲームとなった。
SK 1−17 サムソン  (大邱
(勝)チョン・ビョンホ 3勝3敗  (敗)コ・ヒョジュン 2敗
本塁打) SK : パク・チェホン 13号 
 SKは1回表サムソンの先発チョン・ビョンホからパク・チェホンの本塁打で1点を先制した。だがサムソンは2回裏SKの先発チェ・ビョンニョンからキム・ジョンフンとカン・ボンギュのタイムリーで3−1と逆転すると、この回代わったSKの2番手ソン・ウンボムからパク・チンマンやキム・ハンスのタイムリーなど、1イニングで全員得点を記録した打者13人の猛攻で9−1と大きくリードを広げた。サムソンは6回裏SKの4番手キム・ギョンテからチョ・ヨンフンのタイムリーなどで4点、7回裏ヤン・ジュンヒョクのタイムリーなどで3点、8回裏ヤン・ジュンヒョクの2打席連続タイムリーで1点を奪う。
 チョン・ビョンホは6回途中まで1失点で抑えると、その後イム・ドンギュやパク・ソクチンなどがSKに反撃を許さず、15安打で17得点と効率よく得点を奪ったサムソンが対SK戦の連勝を9に伸ばす大勝を収め、40勝1番乗りを果たした。1試合17得点、1イニング9得点はいずれも今季のプロ野球では最多タイ。SKはチャンスを作りながらも打線がまったくつながらず投手陣も四死球を連発し、6位に低迷するチームと首位を快走するチームの差が出てしまった。
 

LG 0−0 ハンファ  (大田)
 試合はLGの先発で高卒新人キム・フェグォン、ハンファの先発ムン・ドンファンが5回までそれぞれ1安打しか許さない投手戦となった。だが試合が成立した5回終了時点で雨が強くなってきたため、降雨コールドゲームとなり引き分けとなった。ハンファは0.5ゲーム差をつけていたトゥサンが勝よ、ゲーム差がなくなり勝率が下回ったため4位に転落した。
 

キア 0−5 トゥサン  (ソウル・蚕室)
(勝)ランデル 9勝3敗  (敗)ハン・ギジュ 4勝9敗
 トゥサンは1回裏キアの先発で高卒新人ハン・ギジュからホン・ソンフン、ソン・シホンのタイムリーや相手のエラーで4点を先制し、ハン・ギジュを1回持たせずノックアウトする。さらに5回裏チェ・ジュンソクのタイムリーで1点を追加した。5回終了後雨が強くなってきたため、降雨コールドゲームとなりトゥサンが幸運にも勝利し、0,5ゲーム差で追っていたハンファが引き分けたため、ゲーム差なしながら勝率で上回り再び3位に浮上した。トゥサンの先発ランデル(元読売)は5回を無失点に抑え今季9勝目をあげた。