DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  首位サムソン、60勝1番乗り 

 LG−トゥサン(ソウル・蚕室)は1回途中で雨天ノーゲーム。SK−ロッテ(釜山・社稷)は雨天中止。
ハンファ 2−6 サムソン  (大邱
(勝)イム・ドンギュ 7勝5敗  (セーブ)オ・スンファン 2勝2敗38S   (敗)ムン・ドンファン 13勝7敗1S
本塁打) ハンファ : デービス 15号
 首位サムソンは2回裏ハンファの先発ムン・ドンファンからキム・ジェゴルのタイムリーで先制すると、この回ヤン・ジュンヒョクとキム・ハンスのタイムリーなどで5点を奪う。ハンファは4回表サムソンの先発イム・ドンギュからデービスの2ランで反撃する。イム・ドンギュは5回で降板すると、その後はチョン・ビョンホ、クォン・オジュンらの継投でハンファに反撃を許さない。サムソンは8回裏ハンファの4番手ソ・ミヌクからヤン・ジュンヒョクのタイムリーで1点を追加し、最後は守護神オ・スンファンが抑えて勝利し60勝1番乗りを達成した。なお2位現代とのゲーム差も8に広げた。ヤン・ジュンヒョクは2回裏のタイムリーヒットで史上初の14年連続100安打を達成し、史上最多の通算安打記録も1921に伸ばした。
 

現代 2−3 キア  (光州)
(勝)ハン・ギジュ 6勝10敗1S  (セーブ)ユン・ソンミン 4勝3敗12S  (敗)チョン・ジュンホ 11勝2敗1S
 2位現代は5回表キアの先発グレイシンガーからキム・ドンスのタイムリーなどで2点を先制する。キアは現代の先発で現在10連勝中のチョン・ジュンホに5回まで無得点に抑えられていたが、6回裏キム・ウォンソプとイ・ヒョンゴンのタイムリーで3−2と逆転する。6回表から登板したキアの2番手の高卒新人ハン・ギジュは8回までを完璧に抑えた。キアは9回表守護神ユン・ソンミンを登板させ1点のリードを守りきり勝利し、5位SKとのゲーム差を2に広げ4位争いで一歩リードした。ハン・ギジュは先発としての期待に応えられずロングリリーフに回ったが、この日はしっかりと抑え6勝目をあげた。一方チョン・ジュンホの連勝は10で止まり、現代とサムソンのゲーム差は8にまで開いた。