現代 5−3 サムソン (大邱)
(勝)パク・チュンス 1勝1敗 (セーブ)チョ・ヨンジュン 2勝1敗27S (敗)ハリッカラ 3勝2敗
(本塁打) 現代 : カン・ビョンシク 6号、サットン 35号 サムソン : キム・ハンス 15号、シム・ジョンス 27号
首位サムソンは1回裏、現代の先発オ・ジェヨンからシム・ジョンスの内野ゴロの間に3塁走者が生還し1点を先制する。現代は2回表サムソンの先発ハリッカラからカン・グィテのタイムリーで1−1の同点に追いつくと、3回表にはカン・ビョンシクの本塁打で2−1と逆転する。サムソンも3回裏、キム・ハンスの本塁打で2−2の同点にする。
現代は5回表、本塁打王争い独走のサットンの3試合連続となる第35号2ランで勝ち越すと、7回表にはサムソンの4番手パク・ソクチンからソン・ジマンの内野ゴロの間に3塁走者が生還し1点を追加する。サムソンは7回裏、現代の3番手ファン・ドゥソンから主砲シム・ジョンスの本塁打で1点を返すが、最後は守護神チョ・ヨンジュンが抑え、昨季の覇者現代が首位サムソン相手に3連勝と意地を見せた。
現代は今季最終戦となったこのカードで、9勝8敗1分けと勝ち越しを決めた。現代の2番手として登板し、3回途中から5回途中まで無失点に抑えたパク・チュンスが6年目にしてプロ初勝利。サムソンは公式戦優勝、韓国シリーズ進出へのマジックナンバーを5のまま減らすことができず、2試合連続で足踏みさせられた。
トゥサン 2−4 キア (光州)
(勝)グレイシンガー 6勝5敗 (セーブ)チェ・サンドク 1勝5敗2S (敗)クム・ミンチョル 3敗
3位トゥサンは4回表、最下位キアの3塁手キム・ジュヒョンのエラーで1点を先制するが、キアはその裏トゥサンの先発ランデル(元読売)からシム・ジェハクの犠牲フライで1−1の同点に追いつく。キアは6回裏、トゥサンの2番手で高卒ルーキーのクム・ミンチョルからチャンスを作ると、代わった3番手イ・ジェヨンからキム・ギョンオンのタイムリーで2−1と逆転すると、さらに4番手イ・ジェウからキム・サンフンのタイムリーで2点を追加する。
キアの先発グレイシンガーは7回を1失点に抑えた。トゥサンは8回表、キアの3番手チェ・サンドクからホン・ソンフンの犠牲フライで1点を返すが、反撃もそこまでだった。トゥサンは最下位キアに痛い敗戦で、2位SKとのゲーム差は2に広がった。キアは7位LGのとのゲーム差を3に縮め、ヘテ時代を通じても球団史上初のシーズン最下位脱出に希望をつないだ。