現代 0−2 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)パク・ミョンファン 4勝 (セーブ)チョン・ジェフン 2敗9S (敗)チョン・ミンテ 1敗
トゥサンは2回裏、故障で出遅れ今季初先発となったチョン・ミンテ(元読売)からファン・ドゥソンのタイムリーなどで2点を先制する。トゥサンの先発パク・ミョンファンは8回途中まで9個の三振を奪う力投で、現代を無失点に抑えた。そして3回表にはイ・スンヨンから三振を奪い、史上18人目の通算1000三振を達成した。終盤はイ・ジェウ、抑えに定着したチョン・ジェフンらのリリーフ陣が現代を無得点に抑え、トゥサンが完封リレーで連勝を8に伸ばしの首位の座をキープした。
ハンファ 1−9 サムソン (大邱)
(勝)ペ・ヨンス 4勝3敗 (敗)キム・ヘニム 1勝3敗
(本塁打) ハンファ : キム・テギュン 5号 サムソン : チン・ガビョン 2号、シム・ジョンス 7号
サムソンは1回裏、ハンファの先発キム・ヘニムからパク・チョンホとシム・ジョンスのタイムリーで2点を奪うと、チン・ガビョンの3ランでさらにリードを広げる。4回裏にはカン・ドンウのタイムリーなどで3点を奪い試合を決定付ける。サムソンの先発ペ・ヨンスは、ハンファの得点を5回表のキム・テギュンのソロ本塁打のみに抑え6回限りで降板した。7回裏にはシム・ジョンスのソロ本塁打が出て、アン・ジマン、パク・ソクチンらのリリーフ陣がハンファ打線を抑え、サムソンが勝利し首位トゥサンとの0.5ゲーム差を守った。
ロッテ 4−2 キア (光州)
(勝)パク・チチョル 1勝2敗 (セーブ)ノ・ジャンジン 10S (敗)キム・ジヌ 2敗1S
(本塁打) ロッテ : イ・デホ 7号 キア : チャン・ソンホ 3号
ロッテは1回表、キアの先発キム・ジヌからイ・デホとソン・インホのタイムリーで2点を先制すると、2回表にはチョン・スグンの犠牲フライで1点を追加する。キアは2回裏満塁の場面でロッテの先発パク・チチョルからイ・ジョンボム(元中日)が押し出しの四球を選び1点を返すと、3回裏にはチャン・ソンホの本塁打で3−2と1点差に迫る。7回表ロッテはキアの2番手で高卒ルーキーながらも中継ぎとして活躍するユン・ソンミンから、イ・デホのソロ本塁打で2点差に広げる。最後は守護神ノ・ジャンジンが抑え、セーブ王争いトップの10セーブ目をあげた。一方キアは3連敗となかなか最下位から抜け出せない。
LG 4−8 SK (仁川・文鶴)
(勝)シン・スンヒョン 2勝2敗 (敗)チェ・ウォンホ 3勝1敗
(本塁打) LG : パク・ヨンテク 3号
SKは1回裏、LGの先発チェ・ウォンホからキム・ジェヒョンのタイムリーとチョン・ギョンベの犠牲フライで3点を先制する。2回表LGはSKの先発シン・スンヒョンからパク・ヨンテクの2ランで1点差にするが、6回裏SKはチン・ピルジュンらLGのリリーフ陣を捕まえ、キム・ミンジェやチョ・ウォヌのタイムリーなどで4点を奪いリードを広げる。8回表、SKの4番手として故障で出遅れた韓国プロ野球一の快速球投手オム・ジョンウクが今季初登板し、156kmの速球で1回を無失点に抑えた。SKは8回裏にも1点を追加し、9回表5番手のチョ・ウンチョンが代打イ・ソンヨルにプロ初打点となるタイムリーで2点を返されるが、余裕で逃げ切り勝利した。LGは5連敗で最下位転落の危機。