6日は月曜日で普段ならプロ野球が開催されないが、顕忠節(ヒョンチュンジョル)の休日ということで、デーゲーム4試合が行われた。
サムソン 12−4 キア (光州)
(勝)アン・ジマン 3勝2敗 (敗)シン・ヨンウン 4勝6敗4S
(本塁打) サムソン : パク・チョンホ 2号、シム・ジョンス 12号、パク・チンマン 3号 キア : チャン・ソンホ 7号、キム・ギョンジン 1号
キアは1回裏、サムソンの先発チョン・ビョンホからソン・ジファンのタイムリーで1点を先制すると、5回裏にはチャン・ソンホの2ランで追加点を取る。サムソンは6回表、ここまで無失点に抑えられていたキアの先発カン・チョルミンからチャンスを作り、2番手のチャ・ジョンミンからキム・ハンスの犠牲フライなどで2点を返す。そして7回表、サムソンはキアの3番手シン・ヨンウンからパク・チョンホの2ランで4−3と逆転に成功すると、その後シム・ジョンスの2ラン、パク・チンマンの2ランなど、打者15人の猛攻でこの回10点を奪う。
サムソンはアン・ジマン、パク・ソンフンらのリリーフ陣がキアの反撃を9回裏のキム・ギョンジンの本塁打のみに抑え、サムソンは3連勝となり今季キア戦は9戦全勝となった。一方最下位キアは3連敗。
トゥサン 4−8 ハンファ (清州)
(勝)キム・ヘニム 5勝3敗 (敗)キム・ミョンジェ 4勝4敗
(本塁打) ハンファ : キム・テギュン 8号、イ・ドヒョン 6,7号、イ・ボムホ 10号
トゥサンは1回表、ハンファの先発キム・ヘニムからキム・ドンジュのタイムリーで1点を先制すると、2回表にはチョン・サンヨルのタイムリーなどで2点を追加する。だがハンファは3回裏、トゥサンの先発で大型高卒ルーキーのキム・ミョンジェからキム・テギュンの満塁本塁打で逆転すると、イ・ドヒョンにもソロ本塁打が出てこの回5点を奪う。トゥサンは4回表、チェ・ギョンファンのタイムリーで1点を返し5−4とする。だがハンファはその裏、SKから移籍してきたチョ・ウォヌがタイムリーを打ち1点を追加し、キム・ミョンジェをノックアウトする。
ハンファは8回裏、イ・ドヒョン、イ・ボムホの連続本塁打で2点を追加する。キム・ヘニムは6回途中まで何とかリードを守ると、その後はチョン・ビョンフィ、ユン・ギュジンらのリリーフ陣がトゥサンに反撃を許さず、ハンファが対トゥサン戦3連勝を飾った。3連敗の2位トゥサンは、首位サムソンとのゲーム差が5.5に広がった。
ロッテ 6−8 現代 (水原)
(勝)ファン・ドゥソン 6勝3敗 (セーブ)チョ・ヨンジュン 1勝11S (敗)イ・ジョンミン 5勝4敗
(本塁打) ロッテ : ペロー 12号、イ・デホ 11号、ライアン 5号 現代 : サットン 14,15号、イ・スンヨン 14号
ロッテは4回表、現代の先発キャラウェイからペローのタイムリーで1点を先制するが、その裏現代はロッテの先発イ・ミョンウからサットンの本塁打王争いトップとなる第14号2ランで逆転すると、5回裏にはロッテの2番手イ・ワンギの暴投で1点を追加する。ロッテは6回表ペローの3ランで4−3と逆転するが、その裏現代はサットンの2打席連続となる第15号ソロ本塁打で同点にする。
ロッテは7回表、現代の2番手ファン・ドゥソンからイ・デホの本塁打で1点を勝ち越すが、その裏現代はロッテの3番手イ・ジョンミンからイ・スンヨンの第14号満塁本塁打で8−5と再び逆転に成功する。ロッテは9回表現代の守護神チョ・ヨンジュンからライアンの本塁打で1点を返すが、現代が逃げ切り本塁打が飛び交うシーソーゲームを制した。今季9年目にして初勝利をあげ中継ぎとして活躍する現代の2番手ファン・ドゥソンが早くも6勝目。
SK 4−1 LG (ソウル・蚕室)
(勝)チェ・ビョンニョン 4勝6敗 (セーブ)ウィ・ジェヨン 1勝1敗3S (敗)チェ・ウォンホ 5勝3敗
(本塁打) SK : イ・ホジュン 5号
SKは3回表、LGの先発チェ・ウォンホからパク・チェホンのタイムリーで1点を先制すると、6回表にはイ・ホジュンの本塁打で1点を追加する。7回表にはLGの2番手チャン・ジュングァンからパク・チェホンのタイムリーでもう1点を追加する。SKの先発チェ・ビョンニョンに抑えられていたLGは、8回裏相手のエラーで1点を返すが反撃もここまでで、最後はウィ・ジェヨンに抑えられSKが勝利した。