DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

   2位トゥサン、2試合連続の2ケタ得点で首位サムソンに1ゲーム差

サムソン 2−5 SK  (仁川・文鶴)
(勝)ユン・ギルヒョン 1勝2敗  (セーブ)チョン・ウラム 1S  (敗)イム・チャンヨン 5勝6敗
本塁打) サムソン : シム・ジョンス 15号  SK : イ・ジニョン 6号
 SKは1回表、サムソンの先発イム・チャンヨンからイ・ジニョンのタイムリーで1点を先制すると、3回表イ・ジニョンの満塁本塁打で4点を追加する。サムソンは5回表、SKの先発ユン・ギルヒョンからシム・ジョンスの本塁打で1点を返すと、この回ヤン・ジュンヒョクがヒットを放ち、個人通算1772安打の新記録を達成した。
 サムソンは9回表、SKの4番手チョン・ウラムからヤン・ジュンヒョクの通算1773安打となるタイムリーで1点を返すが、反撃もそれまでだった。ユン・ギルヒョンはルーキーだった2002年以来3年ぶりの勝利投手に。
 

トゥサン 11−4 現代  (水原)

(勝)パク・ミョンファン 10勝  (敗)イ・デファン 3勝1敗
本塁打) トゥサン : ナ・ジュファン 1号、ホン・ウォンギ 2号  現代 : カン・ビョンシク 4号、キム・イルギョン 1号
 現代は2回裏、トゥサンの先発パク・ミョンファンが四球を連発し満塁としたチャンスでソ・ハンギュの内野ゴロの間に3塁走者が生還し、1点を先制する。トゥサンは5回裏、現代の先発イ・デファンからナ・ジュファンの2ランで2−1と逆転すると、この回チャン・ウォンジン、ホン・ソンフン、イム・ジェチョルのタイムリーで3点を追加する。
 現代は6回裏、トゥサンの2番手キム・ソンベからカン・ビョンシクの2ランで5−3と2点差に迫るが、トゥサンは7回表現代の3番手ファン・ドゥソンからチョン・サンヨルのタイムリーで2点、8回表には現代の5番手パク・チュンスからホン・ウォンギの満塁本塁打で4点を追加する。現代も9回裏、トゥサンの6番手で高卒ルーキーのクム・ミンチョルからキム・イルギョンの本塁打で1点を返すが、トゥサンが2試合連続の2ケタ得点で大勝し、首位サムソンに1ゲーム差と迫った。エースのパク・ミョンファンは2年連続の2ケタ勝利達成。現代は3連敗。

   

ハンファ 3−10 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)パク・マンチェ 1勝1敗  (敗)チェ・ヨンピル 3勝4敗
本塁打) ハンファ : デービス 12号  LG : キム・ジョンミン 2号
 ハンファは1回表、LGの先発パク・マンチェからキム・テギュンのタイムリーで1点を先制するが、LGは3回裏ハンファの先発チェ・ヨンピルからイ・ジョンヨルの2点タイムリーで逆転すると、この回もう1点を追加する。ハンファは4回表デービスの本塁打で1点を返すが、その裏LGはキム・ジョンミンの2ランでリードを広げると、5回裏にはハンファの2番手ユン・グニョンからハン・ギュシクのタイムリーで1点を追加する。
 LGは7回裏にもハンファの3番手ヤン・フンから代打チェ・ドンスのタイムリーで1点を追加するが、ハンファも8回表LGの4番手リュ・テッキョンからデービスのタイムリーで1点を返す。だがその裏LGはパク・ヨンテクのタイムリーなどで3点を追加すると、チョン・ジェボク、キム・ジャンジュンらが大量リードを守りきり勝利した。パク・マンチェは先発初勝利。LGは3連勝。


キア 7−5 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)チェ・サンドク 1勝3敗  (セーブ)ユン・ソンミン 2勝1敗7S  (敗)ヨム・ジョンソク 3勝6敗
本塁打) ロッテ : イ・デホ 14号
 ロッテは1回裏、キアの先発チェ・サンドクからイ・デホのタイムリーで1点を先制する。キアは2回表、ロッテの先発ヨム・ジョンソクからイ・ヨンギュのタイムリーで1−1の同点にすると、3回表にはホン・セワンとシム・ジェハクのタイムリーなどで3点を勝ち越す。キアは8回表、ロッテの2番手イ・ジョンミン、3番手カ・ドゥギョムからホン・セワン、マ・ヘヨンのタイムリーなどで3点を追加する。
 ロッテは8回裏、キアの2番手パク・チョンテからライアンのタイムリーでまず1点を返し、代わった3番手イ・ガンチョルからイ・デホが3ランを打ち7−5と2点に迫る。だがこの後ユン・ソンミンが同点のピンチをしのぎ、9回もロッテに反撃を許さずキアが勝利した。14年目のベテランでかつてはエースとして活躍したチェ・サンドクは、今季ようやっと初勝利。4連敗と不調の6位ロッテは、最下位キアに1ゲーム差まで迫られた。