サムソン １−１ ＳＫ （仁川・文鶴）
首位サムソンは３回表、２位ＳＫの先発クルーズからヤン・ジュンヒョクのタイムリーで１点を先制するが、ＳＫは４回裏サムソンの先発ペ・ヨンスからパク・キョンワンの犠牲フライで１−１の同点に追いつく。ＳＫ、サムソンともにその後勝ち越しのチャンスを作るが、サムソンの２番手アン・ジマン、ＳＫの２番手チェ・ビョンニョン、３番手チョン・デヒョンらが相手にリードを許さない。
試合はこのまま延長に突入し、サムソンは10回、11回表に勝ち越しのチャンスを作るが、ＳＫの５番手ウィ・ジェヨンが何とかしのぐ。サムソンの３番手オ・スンファンはＳＫにサヨナラ勝ちのチャンスすら作らせない。試合は12回を終えても同点だったが、４時間５８分もの激闘は規定により引き分けとなり、首位攻防第１ラウンドは痛み分けに終わった。
ロッテ ３−５ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）リオス １２勝１１敗 （セーブ）チョン・ジェフン １勝６敗２６Ｓ （敗）ソン・ミンハン １６勝７敗１Ｓ
ロッテは１回表、トゥサンの先発リオスからシン・ミョンチョルのタイムリーで１点を先制するが、その裏トゥサンはロッテの先発ソン・ミンハンからアン・ギョンヒョン、キム・ドンジュのタイムリー、ホン・ソンフンの犠牲フライで３−１と逆転する。トゥサンは２回裏ロッテの２番手イ・ミョンウからアン・ギョンヒョンの２打席連続タイムリーで１点、３回裏にはキム・チャンフィのタイムリーで１点を追加する。
ロッテは６回表チェ・ジュンソクのタイムリーで２点を返すが、その後はイ・ジェウ、守護神チョン・ジェフンの継投でロッテの反撃を断ち、トゥサンが勝利し首位サムソン、２位ＳＫをしっかり追走した。リオスはトゥサン移籍後６勝目（１敗）。最多勝トップのソン・ミンハンは、２回途中と今季最短で降板し自身は３連敗。
ＬＧ ６−４ ハンファ （大田）
（勝）チェ・ウォンホ １１勝５敗 （セーブ）キョン・ホンホ ２敗２Ｓ （敗）ソン・ジヌ ７勝７敗
（本塁打） ハンファ ： イ・ボムホ ２４号
ＬＧは１回表、ハンファの先発ソン・ジヌ（史上最多の通算189勝）から主将イ・ビョンギュのタイムリーで１点を先制すると、３回表にはチェ・ドンスのタイムリーで１点を追加する。ハンファは４回裏、ＬＧの先発チェ・ウォンホからイ・ボムホの本塁打で１点を返すが、ＬＧは５回表に１点、６回表にはハンファの２番手ユン・ギュジンからイ・ビョンギュのタイムリーで２点を追加する。
ハンファは７回裏、チョ・ウォヌのタイムリーなどで２点を返し５−３とするが、ＬＧは８回表ハンファの４番手チョ・ソンミン（元読売）から１点を追加する。ハンファは８回裏、ＬＧの３番手チョン・ジェボクからイ・ボムホのタイムリーで１点を返すが、９回はミン・ギョンス、キョン・ホンホに抑えられ、ＬＧが勝利し連敗を４で止めた。チェ・ウォンホはプロ10年目にして自己最多の11勝目。４安打３打点のイ・ビョンギュは打率.332で首位打者となった。
現代 １−７ キア （光州）
（勝）グレイシンガー ５勝３敗 （敗）ソン・スンナク ４勝９敗
（本塁打） キア ： キム・ギョンオン ３号
現代は１回表、キアの先発グレイシンガーからカン・ビョンシクのタイムリーで１点を先制するが、キアはその裏現代の２番手ソン・スンナクからマ・ヘヨンの内野ゴロの間に１−１の同点にすると、キム・ギョンオンの満塁本塁打で５−１と逆転する。キアは３回裏にもキム・サンフンの犠牲フライなどで２点を追加する。
グレイシンガーは７回を１失点に抑えると、チョン・ビョンドゥ、ユン・ソンミンらのリリーフ陣も現代に反撃を許さず、最下位キアが勝利し７位ＬＧとの1.5ゲーム差を保った。６位現代は６連敗。
