ハンファ ６−７ 現代 （水原）
（勝）パク・チュンス ３勝１４Ｓ （敗）ク・デソン １敗１７Ｓ
（本塁打） 現代 ： サットン ５号
首位ハンファは１回表３位現代の先発ソン・スンナクからイ・ドヒョンとイ・ボムホのタイムリーで２点を先制するが、現代はハンファの先発ムン・ドンファン（最多勝争いトップタイの８勝）からカン・グィテが押し出しの四球を選び、チョン・ソンフンのタイムリーで３−２と逆転する。ハンファは３回表イ・ドヒョンの内野ゴロの間に３−３の同点とすると、４回表コリアーのタイムリーで１点を勝ち越す。だが現代も５回裏サットンの本塁打で４−４の同点に追いつく。さらにハンファは６回表キム・ミンジェとチョ・ウォヌのタイムリーで２点を勝ち越すが、現代はその裏ハンファの３番手クォン・ジュンホンからイ・テックンのタイムリーなどで６−６の同点に再び追いつく。
試合はこのまま延長に突入し、９回からハンファは守護神ク・デソン（元オリックス）、現代は守護神パク・チュンスをマウンドに送っていた。そして現代は10回裏、ク・デソンからチェ・ジョングクがサヨナラタイムリーを打ち、４時間近くに及ぶ熱戦に決着をつけ、キアに敗れたサムソンに代わって２位に浮上した。ク・デソンに投げ勝ったパク・チュンスは今季３勝目。最近不調だった１番イ・テックンが３安打と復調の兆しを見せた。ハンファは首位の座を守ったが、ク・デソンは今季24試合目にして初黒星。
キア ４−６ サムソン （大邱）
（勝）イ・サンファ ２勝２敗 （セーブ）チャン・ムンソク １１Ｓ （敗）ブラウン ３勝５敗
（本塁打） キア ： ソン・ジファン ２号、サーブネック ４号 サムソン ： キム・ハンス ４号
キアは２回表サムソンの先発ブラウン（元阪神）からサーブネックのタイムリーとキム・ジョングクの犠牲フライで２点を先制する。サムソンは４回裏キアの先発イ・サンファからキム・ハンスの２試合連続本塁打で２−２の同点に追いつく。キアは６回表ソン・ジファンの本塁打で１点を勝ち越すと、７回表サーブネックの本塁打で１点を追加した。サムソンは７回裏キアの２番手ユン・ソンミンの暴投で１点を返し４−３とするが、キアは８回表サムソンの４番手で新人キム・ヒョナムから代打ソン・サンの犠打、キム・サンフンのタイムリーで２点を追加した。サムソンは８回裏キアの抑えチャン・ムンソクから途中出場のチョ・ドンチャンのタイムリーで１点を返したが、反撃もここまでだった。勝利したキアはＳＫと並び同率４位に浮上。キアの先発でプロ３年目の25歳の若手イ・サンファは今季２勝目。先発ブラウンが勝負どころで打たれ続けて敗れてしまったサムソンは２位に後退した。
ＳＫ ７−９ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）ソン・ミンハン ５勝２敗１Ｓ （セーブ）ナ・スンヒョン ６Ｓ （敗）ウィ・ジェヨン ２勝３敗
（本塁打） ロッテ ： ホセ ８号、チェ・ギョンファン １号 ＳＫ ： パク・キョンワン ５号
ＳＫは１回表ロッテのショートのパク・キヒョクがエラーし１点を先制すると、２回表ロッテの先発ソン・ミンハンからチョン・ギョンベのタイムリーなどで２点を追加した。ロッテは２回裏ＳＫの先発ソン・ウンボムが四死球の連発でピンチを招くと、代わった２番手ウィ・ジェヨンからチェ・ギョンファンのタイムリーで２点を返す。ロッテはこの回ホセへの押し出し四球で３−３の同点とし、ソン・インホとチョン・ボミョンのタイムリーで３点を勝ち越す。勢いに乗るロッテは４回裏ＳＫの３番手で新人イ・ハンジンからホセの２ランで８−３とリードを広げた。
ＳＫは６回表チョン・グヌとチェ・ジョンのタイムリーで２点を返すが、その裏ロッテはＳＫの４番手チョン・ウラムからチェ・ギョンファンのロッテ移籍後初本塁打で１点を追加した。ＳＫは７回表ロッテの３番手イ・ジョンミンからパク・キョンワンの２ランで反撃するが、８回からは高卒新人ながら抑えを任されているナ・スンヒョンの前に得点を奪えず、ロッテが勝利した。ソン・ミンハンは６回途中５失点と内容はよくなかったが、打線の援護に恵まれ今季５勝目。敗れたＳＫは貯金がなくなり、キアと同率４位に並ばれてしまった。
ＬＧ ２−５ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）パク・ミョンファン ４勝３敗 （セーブ）チョン・ジェフン １勝１敗１６Ｓ （敗）チョン・ジェボク ３勝２敗
（本塁打） ＬＧ ： パク・キョンス ４号 トゥサン ： アン・ギョンヒョン ６号
トゥサンは１回裏ＬＧの先発チョン・ジェボクからカン・ドンウの犠牲フライで１点を先制すると、２回裏ヨン・ドカンの犠牲フライ、３回裏アン・ギョンヒョンの本塁打で１点ずつを追加した。さらに４回裏ＬＧの２番手キョン・ホンホからナ・ジュファンのタイムリーやイ・ジョンウクの内野ゴロで２点を追加した。ＬＧは７回表トゥサンの先発パク・ミョンファンからパク・キョンスの本塁打でやっと１点を返し、９回表トゥサンの３番手イ・ヘェチョンから主将イ・ビョンギュのタイムリーで１点を返した。だが最後は守護神チョン・ジェフンが抑えトゥサンが勝利し、対ＬＧ戦に３連勝した。わずか５安打に抑えられた７位ＬＧは６位トゥサンと５ゲーム差をつけられ、最下位ロッテとも0.5ゲーム差に迫られている。
