サムソン 10−3 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)チョン・ビョンホ 4勝2敗 (敗)イ・ヨンフン 7勝9敗1S
(本塁打) サムソン : キム・ハンス 7号
サムソンは1回表、ロッテの先発イ・ヨンフンからヤン・ジュンヒョクのタイムリーで1点を先制すると、さらにこの回キム・ハンスの満塁本塁打で4点を追加する。ロッテは5回裏、サムソンの先発チョン・ビョンホからパク・ヨンス、パク・ナムソプ、ライアンの3連続タイムリーで3点を返す。
だがサムソンは7回表、ロッテの5番手イ・ジョンフンからチョ・ドンチャンのタイムリーで1点、8回表にはチン・ガビョンのタイムリーで3点を追加する。9回表にも1点を加えたサムソンは、クォン・オジュンらのリリーフ陣がロッテに反撃を許さず、余裕の勝利。チョン・ビョンホはプロ入り後の1996年以来、対ロッテ戦12連勝。なおこの試合3四球を選んだヤン・ジュンヒョク(サムソン)は、先日引退を発表したチャン・ジョンフン(ハンファ)を抜いて、個人通算999四死球の新記録を達成した。
ハンファ 2−3 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)リオス 7勝10敗 (セーブ)チョン・ジェフン 1勝4敗21S (敗)キム・ヘニム 6勝5敗
トゥサンは3回裏、ハンファの先発キム・ヘニムからチャン・ウォンジンのタイムリーで1点を先制すると、4回裏には故障から復帰したアン・ギョンヒョンの犠牲フライで1点を追加する。8回裏にはハンファの4番手ユン・ギュジンからホン・ソンフンのタイムリーで1点を追加する。トゥサンの先発で、昨季の最多勝投手ながらも今季は不振でキアからトレードされたばかりのリオスは、7回途中まで無失点に抑える。なお故障から復活したキム・ドンジュは2回の攻撃終了後、痛めた箇所の故障で早々とベンチに下がった。
ハンファは9回表、トゥサンの守護神チョン・ジェフンから代打キム・インチョルのタイムリーで3−2と1点差に迫る。だがこのピンチをチョン・ジェフンが抑え、リオスに移籍後初勝利をプレゼントした。チョン・ジェフンはセーブ王争いトップの21セーブ目。ハンファのキム・インシク監督は史上4人目の監督通算1500試合出場を達成したが、チームは3連敗。
キア 3−6 SK (仁川・文鶴)
(勝)クルーズ 3勝 (セーブ)ウィ・ジェヨン 1勝2敗5S (敗)グレイシンガー 1勝1敗
キアは1回表、SKの先発クルーズからホン・セワンのタイムリーで1点を先制する。SKは2回裏、キアの新外国人グレイシンガーからキム・テギュンのタイムリーで1−1の同点とすると、4回裏にはチョン・ギョンベとパク・チェホンのタイムリー、チョ・ドンファの犠牲フライで4点を勝ち越す。キアは5回表チャン・ソンホのタイムリーで1点を返す。
キアは8回表、SKの4番手ウィ・ジェヨンからマ・ヘヨンのタイムリーで1点を返すが、SKはその裏キアの6番手ユン・ソンミンからチョン・ギョンベのタイムリーで1点を追加する。最後はウィ・ジェヨンが抑え、SKが勝利し3位ハンファに0.5ゲーム差と迫った。6月にSKへ入団したクルーズは3連勝で、チームも3連勝に導いた。
LG 1−7 現代 (水原)
(勝)キャラウェイ 10勝4敗 (敗)ウォルロンド 2勝2敗
(本塁打) 現代 : サットン 21,22号、ソン・ジマン 16号
LGは4回表、現代の先発キャラウェイからチェ・ドンスのタイムリーで1点を先制するが、現代はその裏LGの先発ウォルロンドからサットンの本塁打王争いトップの第21号2ランで逆転する。現代は6回裏チョン・ソンフンのタイムリーで1点を追加すると、続くサットンが2打席連続の2ランを放ち、ソン・ジマンがLGの2番手シム・スチャンから2ランを打ち、この回5点をあげ試合を決めた。
キャラウェイは7回まで投げると、あとはソン・シニョンらの中継ぎ陣がLGに反撃を許さず勝利した。キャラウェイは今季の外国人投手で10勝一番乗り。現代はLGと並んで同率6位に浮上し、5位ロッテとはゲーム差なしで並んでいる。LGは3連敗。