SK 3−3 サムソン (大邱)
(本塁打) サムソン : カン・ドンウ 6号
首位サムソンは2回裏、SKの先発チェ・ビョンニョンからカン・ドンウが押し出しの四球を選び1点を先制するが、SKは4回表サムソンの先発チョン・ビョンホからパク・キョンワンの犠牲フライで1−1の同点に追いつく。サムソンは5回裏、カン・ドンウの本塁打で1点を勝ち越す。
SKは8回表、相手のエラーで2−2の同点にすると、9回表にはサムソンの守護神クォン・オジュンからキム・ミンジェのタイムリーで1点を勝ち越す。だが9回裏、サムソンはSKの抑えチョ・ウンチョンからカン・ドンウのタイムリーで3−3の同点に追いつき、試合は延長に突入する。結局サムソンのアン・ジマン、SKのチョ・ウンチョン、チョ・ヨンミンの好投によりどちらも勝ち越し点を奪えず、延長12回を終えた時点で4時間39分の激闘は規定により引き分けとなった。
ハンファ 5−0 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)チョン・ミンチョル 7勝2敗 (敗)スミス 4勝5敗
(本塁打) ハンファ : イ・ドヒョン 9号
ハンファは3回表、トゥサンの先発スミスからキム・テギュンのタイムリーで1点を先制すると、この回イ・ドヒョンに3ランが出てリードを広げる。ハンファの先発チョン・ミンチョル(元読売)は7回途中までを無失点に抑えると、その後はチャ・ミョンジュ、チョン・ビョンフィの中継ぎ陣がトゥサンに得点を許さない。9回表にトゥサンの3番手キム・ミョンジェからチョ・ウォヌのタイムリーで1点を追加したハンファが、完封リレーで勝利した。今季好調のチョン・ミンチョルは7勝目をあげ、0勝に終わった昨季が嘘のようである。
LG 1−0 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)チェ・ウォンホ 6勝3敗 (セーブ)チャン・ムンソク 4勝5敗1S (敗)イ・ミョンウ 3敗
(本塁打) LG : チェ・ドンス 2号
試合はLGの先発チェ・ウォンホ、ロッテの先発イ・ミョンウによる投げ合いが続き、5階まで両者無得点が続く。LGは6回表、チェ・ドンスの本塁打でようやっと1点を奪い均衡を破った。チェ・ウォンホは8回途中まで無失点に抑えると、9回は先発要員のチャン・ムンソクが虎の子の1点を守り、完封リレーでLGが勝利した。チェ・ウォンホは対ロッテ戦5連勝。不調のロッテは57日ぶりに5位へ転落。
現代 9−1 キア (群山)
(勝)キャラウェイ 6勝3敗 (敗)チェ・サンドク 3敗
(本塁打) 現代 : チョン・ソンフン 9号
キアは1回裏、現代の先発キャラウェイからホン・セワンのタイムリーで1点を先制する。だが2回裏のキアの攻撃中、球場の照明塔が一部停電し試合は22分間中断する。試合が再開すると流れは現代に傾き、4回表キアの先発チェ・サンドクからチョン・ソンフンのタイムリーで1−1の同点にすると、この回キム・ドンス、ソ・ハンギュのタイムリーなどで4点を勝ち越す。
現代は6回表キアの3番手パク・チョンテからチョン・スソンのタイムリーで1点、7回表にはキアの4番手チョ・テスからキム・ドンスのタイムリーで1点を追加する。そして8回表にはチョン・ソンフンの今季初となるランニングホームランで2点を追加する。8回からはキャラウェイの後を受けイ・サンヒョンがキア打線に得点を許さず、現代が勝利しロッテを抜いて4位に浮上した。