ＳＫ ４−２ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）グローバー ３勝１敗 （敗）キム・ソンベ １勝３敗１Ｓ
ＳＫは1回表、トゥサンの先発キム・ソンベから3番パク・チェサン、5番チェ・ジョン、7番チョン・サンホのタイムリーで3点を先制した。トゥサンは2回表から2番手イ・ヨンチャンをマウンドに送り追加点を与えなかったが、ＳＫの先発グローバー(元読売)は5回無失点と好投した。トゥサンは7回裏、ＳＫの3番手チョン・ウラムから代打キム・ドンジュのタイムリー、9番イ・ウォンソクの犠牲フライで2点を返した。
首位ＳＫは8回表、トゥサンの5番手チョン・ジェフンから代打チェ・ドンスのタイムリーで1点を追加し、チョン・デヒョン、イ・スンホ(背番号20)の継投で相手の反撃を断ち勝利した。打線ではチョン・サンホが3安打1打点、4番パク・チョングォンが3安打と活躍。一方3連敗のトゥサンは勝率5割となってしまい、ロッテに勝ったキアに抜かされ4位に後退。
ＬＧ ３−２ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）パク・ヒョンジュン ６勝１敗 （セーブ）イム・チャンギュ ２勝１Ｓ （敗）キム・ソンテ ４敗
ＬＧは1回表、ネクセンの先発キム・ソンテから4番パク・ヨンテクのタイムリーで1点を先制し、3回表キム・ソンテの暴投や6番チョ・インソンのタイムリーで2点を追加した。ＬＧの先発パク・ヒョンジュンは好投を続け、ネクセンは6回裏代打イ・スンヨンのタイムリーで1点を返した。ネクセンは7回以降大卒新人ユン・ジウン、マ・ジョンギル、オ・ジェヨン、ソン・スンナク、ソン・シニョンの継投で追加点を与えなかった。ＬＧも8回からイ・サンヨル、キム・ソンギュの継投で反撃を許さない。
ネクセンは9回裏、ＬＧの4番手キム・グァンスから3番ユ・ハンジュンのタイムリーで1点差に迫ったが、最後は高卒新人イム・チャンギュが抑え、2位ＬＧが接戦を制した。7回を1失点に抑えたパク・ヒョンジュンは、最多勝争い単独トップの6勝目。イム・チャンギュはプロ初セーブ。7位ネクセンは4番カン・ジョンホの不振もありこれで4連敗となった。
キア ８−６ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）ヤン・ヒョンジョン ４勝２敗 （セーブ）イ・サンファ １Ｓ （敗）イム・ギョンワン １勝２敗
（本塁打） キア ： キム・ジュヒョン １号 ロッテ ： チョン・ジュヌ １号
キアは1回表、ロッテの先発チャン・ウォンジュンから4番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで1点を先制した。ロッテは4回裏、キアの先発ヤン・ヒョンジョンから1番チョン・ジュヌの本塁打、3番ソン・アソプ、5番ホン・ソンフン、6番カン・ミンホのタイムリー、8番ファン・ソンヨンの犠打で6−1と一気に逆転した。キアは5回表ヤン・ヒョンジョン、代わったロッテの2番手キム・イリョプから1番イ・ヨンギュの併殺打の間、相手のエラーやイ・ボムホのタイムリーで3点を返した。
キアは7回表、ロッテの3番手イム・ギョンワンから5番キム・サンヒョンのタイムリーで1点差に迫ると、代わった4番手イ・ジョンミンから6番キム・ジュヒョンの2008年以来3年ぶりの本塁打となる3ランで逆転した。7回以降クァク・チョンチョル、イ・サンファの継投で相手の反撃を断ち、好調キアが逆転勝ちで5連勝となり、トゥサンとサムソンを抜いて一気に3位に浮上し勝率5割も突破した。6回6失点と内容が悪かったが、打線の援護を受けたヤン・ヒョンジョンは4勝目。イ・サンファはプロ8年目にして初セーブ。6位ロッテは継投の失敗でキアの勢いを止められなかった。
サムソン １−５ ハンファ （大田）
（勝）キム・ヒョンミン １勝１敗 （敗）ユン・ソンファン ２勝３敗
（本塁打） サムソン ： チェ・サンビョン ２号
試合はサムソンの先発ユン・ソンファン、キアの先発キム・ヒョンミンの投手戦となった。ハンファは5回裏、9番イ・デスの犠牲フライで1点を先制し均衡を破ると、サムソンも6回表8番チェ・サンビョンの本塁打で1−1の同点に追いついた。ハンファは6回裏5番チョン・ウォンソク、6番キム・ギョンオンのタイムリーで2点を勝ち越した。さらに7回裏、サムソンの3番手キム・ヒョナムから相手の暴投、4番チェ・ジンヘンのタイムリーで2点を追加した。
ハンファは7回以降パク・チョンジン、ユ・ウォンサンの継投で相手の反撃を断ち、依然最下位ながら快勝した。6回を1失点と好投したキム・ヒョンミンは、2009年以来約2年ぶりの勝利。サムソンはこの試合もわずか2安打と打線が振るわず、勝率5割を割って5位に後退してしまった。
