サムソン 7−5 SK (仁川・文鶴)
(勝)パク・ソクチン 7勝 (セーブ)クォン・オジュン 1勝17S (敗)チョ・ウンチョン 4勝2敗4S
(本塁打) サムソン : チョ・ドンチャン 7号 SK : イ・ジニョン 5号
SKは1回表、サムソンの先発ペ・ヨンスからイ・ホジュンのタイムリーで1点を先制する。サムソンは4回表、SKの先発コ・ヒョジュンからカン・ドンウの犠牲フライで1−1の同点に追いつくと、チョ・ドンチャンのタイムリーで2点を勝ち越す。だがその裏、SKはキム・テギュンとチョン・ギョンベのタイムリーで3−3の同点にする。サムソンは6回表、SKの3番手ウィ・ジェヨンからチョ・ドンチャンの本塁打で1点を勝ち越す。
SKは8回裏、サムソンの4番手アン・ジマンから代打チェ・ジョンのタイムリーで再び4−4の同点にする。9回表、SKの5番手としてピンチの場面でマウンドに上がったチョ・ウンチョンは、現役通算614試合登板の新記録を達成した。チョ・ウンチョンは何とかサムソンに勝ち越し点を許さず、その裏SKもサムソンの5番手パク・ソクチンから勝ち越し点を奪えず、試合は延長に突入する。
そしてサムソンは10回表、チョ・ウンチョンからキム・ハンスのタイムリーで1点を勝ち越すと、代打カン・ミョンギュのタイムリー、チョ・ドンチャンの犠牲フライで2点を追加する。SKも10回裏、サムソンの守護神クォン・オジュンからイ・ジニョンの本塁打で1点を返すが、後続を断たれサムソンが4時間37分の熱戦を制した。チョ・ドンチャンが4打点の大活躍。なお、個人通算最多安打記録の更新が期待されたヤン・ジュンヒョク(サムソン)は、代打で途中出場したが2打席とも凡退した。SKの連勝は5でストップ。
トゥサン 15−4 現代 (水原)
(勝)イ・ヒェチョン 5勝2敗 (敗)オ・ジェヨン 4敗
(本塁打) トゥサン : チョン・サンヨル 1号 現代 : カン・グィテ 4号
トゥサンは1回表、現代の先発オ・ジェヨンから満塁の場面でイム・ジェチョルとホン・ウォンギが2者連続で押し出しの四球を選び2点を先制する。勢いに乗るトゥサンは2回表、ムン・フィソンのタイムリーでオ・ジェヨンをノックアウトすると、この回代わった2番手イ・ドンハクからホン・ウォンギやナ・ジュファンのタイムリーなどで合計6点を奪い、8−0と大きくリードする。
現代は2回裏、トゥサンの先発イ・ヒェチョンからカン・グィテの本塁打で1点を返すが、3回表トゥサンはホン・ソンフンのタイムリーで1点、5回表にはチョン・サンヨルの本塁打とホン・ウォンギのタイムリーなどで3点を追加する。現代は5回裏、イ・テックンのタイムリーなどで2点を返すが、トゥサンは6回表現代の3番手キム・ミンボムからチャン・ウォンジンとファン・ユンソンのタイムリーなどで3点を追加する。
現代は8回裏トゥサンの2番手イ・ウォニから1点を返すが、トゥサンが主砲キム・ドンジュの不在を感じさせない打線の大爆発で、チーム史上最多タイの19安打で15点を奪い完勝した。ホン・ウォンギは自身初の1試合5打点の大活躍。
ハンファ 7−8 LG (ソウル・蚕室)
(勝)キム・ミンギ 3勝6敗 (セーブ)チャン・ムンソク 5勝5敗3S (敗)キム・ヘニム 5勝4敗
(本塁打) ハンファ : デービス 11号、イ・ボムホ 16号
ハンファは1回表、LGの先発キム・ミンギからデービスの2ランで先制するが、その裏LGはハンファの先発キム・ヘニムからチョン・ウィユンのタイムリーで同点にすると、さらに高卒ルーキーのパク・ピョンホのタイムリーで4−2と逆転に成功する。LGは3回裏、キム・ジョンミンの内野ゴロの間に3塁走者が生還し1点を追加する。
ハンファは4回表、イ・ボムホの2試合連続の本塁打で1点を返すが、その裏LGはハンファの2番手ユン・グニョンからパク・ヨンテクとチョン・ウィユンのタイムリーで2点を追加する。ハンファも5回表キム・テギュンのタイムリーで1点を返すが、その裏LGはハンファの3番手ヤン・フンから代打チェ・ドンスのタイムリーで1点を追加する。ハンファは7回表、LGの4番手チョン・ジェボクからキム・テギュンの犠牲フライとハン・サンフンのタイムリーで3点を返し、8−7と1点差に迫る。LGは1点のリードをルーキーのシン・ジェウン、チャン・ムンソクの継投で守り、シーソーゲームを制した。先発から抑えに転向したチャン・ムンソクは2試合連続セーブ。
キア 1−0 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)キム・ジヌ 3勝4敗1S (敗)イ・サンモク 1勝3敗
(本塁打) キア : チャン・ソンホ 9号
試合はキアの先発キム・ジヌ、ロッテの先発イ・サンモクの投手戦となり、両方ともに得点を奪うどころかチャンスもあまり作れなかった。だがキアは6回表、チャン・ソンホの本塁打で1点を先制し均衡を破る。だがその後キアはカ・ドゥギョム、カン・サンスなどロッテの継投の前に追加点を奪えない。キム・ジヌはこの1点のリードを守りきり、9回を5安打に抑えロッテ打線を完封し、キアが投手戦を制した。キム・ジヌは2003年8月以来の完封勝利で、復活を大きくアピールした。