サムソン ８−５ キア （光州）
（勝）ハックマン ３勝３敗 （敗）キム・ジヌ １勝４敗１Ｓ
（本塁打） サムソン ： パク・チンマン ２号 キア ： チャン・ソンホ ６号
キアは１回裏、サムソンの先発ハックマンからチャン・ソンホの先頭打者本塁打で１点を先制するが、サムソンは２回表キアの先発キム・ジヌからパク・チンマンの２ランで逆転する。だがキアもその裏、キム・ジョングクのタイムリーで３−２と逆転する。キム・ジヌは６回表突然崩れ、サムソンは押し出しの四死球や相手のエラーなどでこの回無安打で４点を奪い再び逆転する。
サムソンは７回表、キアの４番手イ・ギョンウォンからカン・ドンウとパク・チョンホのタイムリーで２点を追加する。キアは７回裏サムソンの３番手カン・ヨンシクからイ・ヨンギュのタイムリーで１点を返すと、９回裏にはサムソンの守護神クォン・オジュンからマ・ヘヨンのタイムリーでもう１点を返す。クォン・オジュンは今季初失点。だが反撃もここまでで、首位サムソンが２位トゥサンとのゲーム差を3.5に広げた。クォン・オジュンの昨季から続く連続無失点記録は32回と3分の2でストップ。負けたキアは最下位に転落。
トゥサン ３−６ ハンファ （清州）
（勝）チョン・ビョンフィ ３勝２敗１Ｓ （セーブ）ユン・ギュジン １勝２敗１Ｓ （敗）キム・ソンベ １勝１敗２Ｓ
（本塁打） ハンファ ： イ・ボムホ ８，９号、デービス １０号
トゥサンは２回表、ハンファの先発ムン・ドンファンからムン・フィソンのタイムリーで１点を先制するが、その裏ハンファはトゥサンの先発ランデル〈元読売〉からイ・ボムホの本塁打で１−１の同点にする。トゥサンは４回表アン・ギョンヒョンのタイムリーで１点を勝ち越すが、ハンファは７回裏ＳＫから移籍しこの試合ハンファで初出場となったチョ・ウォヌが、トゥサンの２番手イ・ジェウから移籍後初打点となるタイムリーで２−２と再び同点に追いつく。
トゥサンは８回表、ハンファの３番手チョン・ビョンフィから代打キム・ドンジュが満塁の場面で押し出しの死球を受け、１点を勝ち越す。ハンファは８回裏、イ・ボムホがトゥサンの３番手イ・ウォニからこの試合２本目となる同点アーチを描くと、トゥサンは４番手としてキム・ソンベをマウンドに送るがピンチを招き、５番手クム・ミンチョルがデービスに決勝３ランを打たれた。９回表は若手のユン・ギュジンが何とか抑え、ハンファが勝利した。
ロッテ １３−３ 現代 （水原）
（勝）ソン・ミンハン ９勝１敗 （敗）キム・スギョン ６勝４敗
（本塁打） ロッテ ： シン・ミョンチョル ３号
ロッテは１回表、現代の先発キム・スギョンからシン・ミョンチョルの本塁打で１点を先制するが、現代はその裏サットンの内野ゴロの間に３塁走者が生還し同点に追いつく。ロッテは３回表、現代の先発キム・スギョンを攻略しチョン・スグンのタイムリーで１点を勝ち越すと、その後ライアン、ペローのタイムリーなどでこの回合計８点を奪い、キム・スギョンをノックアウトする。ロッテは４回表にも現代の２番手ノ・ファンスからライアンのタイムリーで１点、７回表には現代の４番手ソン・シニョンからペローのタイムリーなどで２点、９回表には現代の５番手イ・ボグンからイ・ウォンソクのタイムリーで１点を追加していく。
ロッテの先発ソン・ミンハンは６回を３失点に抑えると、その後はカン・サンス、チャン・ウォンジュン、チョ・ジュンフンらリリーフ陣が現代の反撃を断ち、ロッテが勝利した。ソン・ミンハンは最多勝争い単独トップの９勝目。
ＳＫ ７−３ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）キム・ウォンヒョン ４勝５敗 （敗）チャン・ムンソク ４勝５敗
（本塁打） ＳＫ ： パク・キョンワン １号、イ・ホジュン ４号 ＬＧ ： アン・ジェマン １号
ＳＫは２回表、ＬＧの先発チャン・ムンソクからチョン・ギョンベのタイムリーなどで２点を先制すると、３回表にも１点を追加する。ＬＧは３回裏ＳＫの先発キム・ウォンヒョンからアン・ジェマンの本塁打で１点を返すが、ＳＫは４回表パク・チェホンのタイムリーで１点を追加し、チャン・ムンソクをノックアウトする。
ＬＧは５回裏、主将イ・ビョンギュとパク・ヨンテクのタイムリーで４−３と１点差に迫るが、ＳＫは６回表昨季の本塁打王だったが不振で二軍落ちしていたパク・キョンワンが、ＬＧの３番手パク・マンチェから今季初本塁打となる２ランで点差を広げる。７回表には不振の主砲イ・ホジュンにもソロ本塁打が飛び出す。６回以降ＬＧの反撃はイ・ヨンウク、チョ・ウンチョン，キム・ギョンテらのリリーフ陣に抑えられ、ＳＫが勝利し最下位から脱出し、ＬＧとゲーム差なしの７位となった。ＬＧは５連敗の泥沼で最下位キアと0.5ゲーム差。
