DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  パク・ミョンファン(トゥサン)、最多勝争いトップタイの8勝目  チョン・ジェフン(トゥサン)、セーブ王争い単独トップの16セーブ目

ロッテ 1−8 サムソン  (大邱

(勝)ヨム・ジョンソク 3勝4敗  (敗)バルガス 7勝4敗
本塁打) ロッテ : イ・ウォンソク 1号
試合前、シーズン途中での引退を表明したキム・ヒョヌク(サムソン)の引退セレモニーが行われた。ロッテは1回表、サムソンの先発バルガス(元中日)からイ・デホのタイムリーで1点を先制すると、2回表にはチェ・ジュンソクのタイムリーとチョン・スグンの犠牲フライで2点を追加する。そして3回表、高卒ルーキーのイ・ウォンソクがプロ初本塁打となる満塁アーチを打ち、リードを大きく広げる。ロッテは8回表にも1点を追加する。
 ロッテの先発ヨム・ジョンソクは6回途中まで無失点に抑えると、ロッテはその後細かい継投でサムソンの反撃を1点だけに抑え、敵地大邱での去年から続く連敗を9で止めた。ヨム・ジョンソクは1998年7月以来約7年ぶりにサムソン戦で勝利。
 
 
現代 3−4 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)パク・ミョンファン 8勝  (セーブ)チョン・ジェフン 2敗16S  (敗)オ・ジェヨン 2敗
本塁打)  トゥサン : ムン・フィソン 3号、チェ・ギョンファン 2号
 トゥサンは3回裏、現代の先発オ・ジェヨンからチャン・ウォンジンのタイムリーとチェ・ギョンファンの犠牲フライで2点を先制すると、4回裏にはムン・フィソンの本塁打で1点を追加する。現代は6回表、トゥサンの先発パク・ミョンファンからイ・スンヨンのタイムリーなどで2点を返す。だがトゥサンは7回裏、現代の3番手キャラウェイからチェ・ギョンファンの本塁打で1点を追加する。
 現代は8回表、トゥサンの守護神チョン・ジェフンからイ・スンヨンのタイムリーで1点を返すがその後は抑えられ、トゥサンが勝利し首位サムソンとのゲーム差を2.5に縮めた。パク・ミョンファン最多勝争いトップタイの8勝目。チョン・ジェフンはセーブ王争い単独トップの16セーブ目。
  

ハンファ 2−3 SK  (仁川・文鶴)

(勝)シン・スンヒョン 4勝4敗  (セーブ)ウィ・ジェヨン 1勝1敗2S  (敗)チェ・ヨンピル 2勝2敗  
本塁打) ハンファ : ペク・チェホ 1号
 SKは1回裏、ハンファの先発チェ・ヨンピルからキム・ギテの犠牲フライなどで2点を先制する。ハンファは3回表、SKの先発シン・スンヒョンからペク・チェホの本塁打で1点を返すが、その裏SKはチョン・ギョンベの内野ゴロの間に3塁走者が生還し1点を追加する。ハンファは4回表、キム・テギュンのタイムリーで3−2と再び1点差にする。
 ハンファは4回途中でチェ・ヨンピルをあきらめチャ・ミョンジュ、チョン・ビョンフィらのリリーフ陣が好投しSKに追加点を与えない。だがシン・スンヒョンが6回で降板すると、7回途中からウィ・ジェヨンがハンファを同点に追いつかせず最後まで投げきり、SKが勝利した。
 

LG 3−6 キア  (光州)

(勝)ブランク 1勝  (セーブ)ユン・ソンミン 1勝4S  (敗)キム・グァンサム 2勝3敗
本塁打) LG : イ・ジョンヨル 3号、パク・ピョンホ 1号  キア : キム・サンフン 4,5号
 キアは2回裏、LGの先発キム・グァンサムからキム・サンフンの本塁打で1点を先制すると、5回裏にはホン・セワン、マ・ヘヨンのタイムリーなどで4点を追加する。キアの先発で韓国初登板となった新外国人ブランクは、6回表イ・ジョンヨルと高卒ルーキーのパク・ピョンホに連続本塁打を浴び2点を失う。パク・ピョンホはプロ初本塁打。LGは8回表にもキアの3番手イ・ボムソクからイ・ソンヨルのタイムリーで1点を返す。
 しかしキアは8回裏LGの6番手キョン・ホンホからキム・サンフンが今日2本目の本塁打を記録し1点を追加すると、最後は高卒ルーキーのユン・ソンミンが抑え、キアが勝利した。ブランクは韓国初勝利。LGは4連敗で最下位転落の危機が近づいてきた。