ロッテ 1−8 サムソン (大邱)
(勝)ヨム・ジョンソク 3勝4敗 (敗)バルガス 7勝4敗
(本塁打) ロッテ : イ・ウォンソク 1号
試合前、シーズン途中での引退を表明したキム・ヒョヌク(サムソン)の引退セレモニーが行われた。ロッテは1回表、サムソンの先発バルガス(元中日)からイ・デホのタイムリーで1点を先制すると、2回表にはチェ・ジュンソクのタイムリーとチョン・スグンの犠牲フライで2点を追加する。そして3回表、高卒ルーキーのイ・ウォンソクがプロ初本塁打となる満塁アーチを打ち、リードを大きく広げる。ロッテは8回表にも1点を追加する。
ロッテの先発ヨム・ジョンソクは6回途中まで無失点に抑えると、ロッテはその後細かい継投でサムソンの反撃を1点だけに抑え、敵地大邱での去年から続く連敗を9で止めた。ヨム・ジョンソクは1998年7月以来約7年ぶりにサムソン戦で勝利。
現代 3−4 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)パク・ミョンファン 8勝 (セーブ)チョン・ジェフン 2敗16S (敗)オ・ジェヨン 2敗
(本塁打) トゥサン : ムン・フィソン 3号、チェ・ギョンファン 2号
トゥサンは3回裏、現代の先発オ・ジェヨンからチャン・ウォンジンのタイムリーとチェ・ギョンファンの犠牲フライで2点を先制すると、4回裏にはムン・フィソンの本塁打で1点を追加する。現代は6回表、トゥサンの先発パク・ミョンファンからイ・スンヨンのタイムリーなどで2点を返す。だがトゥサンは7回裏、現代の3番手キャラウェイからチェ・ギョンファンの本塁打で1点を追加する。
現代は8回表、トゥサンの守護神チョン・ジェフンからイ・スンヨンのタイムリーで1点を返すがその後は抑えられ、トゥサンが勝利し首位サムソンとのゲーム差を2.5に縮めた。パク・ミョンファンは最多勝争いトップタイの8勝目。チョン・ジェフンはセーブ王争い単独トップの16セーブ目。
ハンファ 2−3 SK (仁川・文鶴)
(勝)シン・スンヒョン 4勝4敗 (セーブ)ウィ・ジェヨン 1勝1敗2S (敗)チェ・ヨンピル 2勝2敗
(本塁打) ハンファ : ペク・チェホ 1号
SKは1回裏、ハンファの先発チェ・ヨンピルからキム・ギテの犠牲フライなどで2点を先制する。ハンファは3回表、SKの先発シン・スンヒョンからペク・チェホの本塁打で1点を返すが、その裏SKはチョン・ギョンベの内野ゴロの間に3塁走者が生還し1点を追加する。ハンファは4回表、キム・テギュンのタイムリーで3−2と再び1点差にする。
ハンファは4回途中でチェ・ヨンピルをあきらめチャ・ミョンジュ、チョン・ビョンフィらのリリーフ陣が好投しSKに追加点を与えない。だがシン・スンヒョンが6回で降板すると、7回途中からウィ・ジェヨンがハンファを同点に追いつかせず最後まで投げきり、SKが勝利した。
LG 3−6 キア (光州)
(勝)ブランク 1勝 (セーブ)ユン・ソンミン 1勝4S (敗)キム・グァンサム 2勝3敗
(本塁打) LG : イ・ジョンヨル 3号、パク・ピョンホ 1号 キア : キム・サンフン 4,5号
キアは2回裏、LGの先発キム・グァンサムからキム・サンフンの本塁打で1点を先制すると、5回裏にはホン・セワン、マ・ヘヨンのタイムリーなどで4点を追加する。キアの先発で韓国初登板となった新外国人ブランクは、6回表イ・ジョンヨルと高卒ルーキーのパク・ピョンホに連続本塁打を浴び2点を失う。パク・ピョンホはプロ初本塁打。LGは8回表にもキアの3番手イ・ボムソクからイ・ソンヨルのタイムリーで1点を返す。
しかしキアは8回裏LGの6番手キョン・ホンホからキム・サンフンが今日2本目の本塁打を記録し1点を追加すると、最後は高卒ルーキーのユン・ソンミンが抑え、キアが勝利した。ブランクは韓国初勝利。LGは4連敗で最下位転落の危機が近づいてきた。