トゥサン １２−２ サムソン （大邱）
（勝）キム・ミョンジェ ７勝６敗 （敗）バルガス １０勝８敗
（本塁打） トゥサン ： ホン・ウォンギ ３号、ホン・ソンフン １１号、ムン・フィソン １０号 サムソン ： イ・ジョンシク １号
３位トゥサンは２回表、公式戦優勝を決めたサムソンの先発バルガス（元中日）からホン・ウォンギの本塁打で２点を先制すると、３回表にはホン・ソンフンとアン・ギョンヒョンのタイムリーで２点を追加する。サムソンは３回裏、トゥサンの先発で高卒ルーキーのキム・ミョンジェからイ・ジョンシクの本塁打で１点を返すが、トゥサンは４回表サムソンの２番手で故障から復帰したイム・チャンヨンからイム・ジェチョルのタイムリーで１点、５回表にはホン・ソンフンの本塁打で２点を追加する。
トゥサン打線の勢いはとまらず、６回表にはサムソンの３番手キム・ドギュンからムン・フィソンの２ラン、ソン・シホン、キム・チャンフィ、ホン・ウォンギのタイムリーで５点を奪い試合を決めた。サムソンは７回裏キム・ジェゴルのタイムリーで１点を返すが、トゥサンはその後チョ・ヒョングン、イ・ウォニの継投でサムソンに反撃を許さなかった。トゥサンは４連勝で２位ＳＫとのゲーム差0.5を守り、残り２試合での逆転２位浮上に希望を残した。今季最終戦となったこのカードは、トゥサンが９勝８敗１分と公式戦優勝を達成したサムソンに勝ち越しを決めた。
ハンファ ０−５ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）チェ・ビョンニョン ８勝８敗 （敗）チョ・ソンミン ２勝２敗
（本塁打） ＳＫ ： イ・ジニョン １９号、イ・ホジュン ２０号
ハンファの先発アン・ヨンミョンは４回まで２位ＳＫを無失点に抑えていたが、５回に請求を見出しピンチを招くと、２番手チョ・ソンミン（元読売）に交代する。チョ・ソンミンはここを無失点に抑えたが、次の６回裏イ・ジニョンに韓国プロ野球で初の被本塁打となるソロアーチで１点を先制される。
ＳＫは７回裏、ハンファの３番手ユン・グニョンから代打チェ・ジョンボムのタイムリーなどで２点を追加し、この回代わった４番手オ・ボンオクからイ・ホジュンが４年連続20号本塁打となる２ランを放ち、リードを広げていく。ＳＫの先発チェ・ビョンニョンは６回まで無失点に抑えると、その後はチョ・ウンチョン、ユン・ギルヒョン、チョン・デヒョンの完封リレーでＳＫが勝利し、３位トゥサンとのゲーム差0,5をキープした。今季最終戦となったこのカードは、ＳＫが１１勝７敗と勝ち越した。ハンファは３連敗で、１０月１日からの準プレーオフに向け不安を感じさせる試合内容だった。
ロッテ ０−７ キア （光州）
（勝）チェ・ヒャンナム ２勝５敗１Ｓ （セーブ）チョン・ビョンドゥ ３勝２敗５Ｓ （敗）キム・スファ ５敗
（本塁打） キア ： チャン・ソンホ １６号
シーズン５位がすでに決まったロッテは来季を考え、高卒２年目の若手キム・スファを先発に起用した。だがこちらもシーズン最下位が決まったキアは３回裏、キム・スファからチャン・ソンホの２ランで先制すると、この回イ・ジェジュのタイムリーや押し出しの死球などで２点を追加し、キム・スファは３回持たずに降板する。キアは４回裏、ロッテの２番手イ・ミョンウからイ・ヨンギュが出塁するとこの試合２つ目の盗塁を決め、イ・ジェジュの２打席連続タイムリーで１点を追加する。
キアは７回裏、ロッテの３番手イ・ソンマンからチャ・イルモク、チャン・ソンホのタイムリーで２点を追加する。キアの先発チェ・ヒャンナムは５回を無失点に抑えると、２番手チョン・ビョンドゥが６回から９回までロッテに反撃を許さず、キアが完封リレーで連敗を３で止め、本拠地最終戦を白星で飾った。今季最終戦となったこのカードはキアが６勝１２敗と負け越したが、最後に意地を見せた格好となった。
ＬＧ ４−３ 現代 （水原）
（勝）ウ・ギュミン １勝 （セーブ）キョン・ホンホ ２敗９Ｓ （敗）ソン・スンナク ５勝１０敗
（本塁打） ＬＧ ： チェ・ドンス ６号、コリアー １５号
ＬＧは１回表、現代の先発ソン・スンナクから相手のエラーやチェ・ドンスの２ランで３点を先制するが、現代はその裏ＬＧの先発シム・スチャンからサットンのタイムリーなどで２点を返す。ＬＧは３回表コリアーの本塁打で１点を追加するが、現代は４回裏相手のエラーで１点を返し４−３とする。ＬＧはその後追加点をあげられず、ウ・ギュミン、リュ・テッキョン、キョン・ホンホの継投で１点のリードを守りきり、現代に0.5ゲーム差と迫り６位浮上に望みをつないだ。今季最終戦となったこのカードは、ＬＧが１１勝７敗と勝ち越した。現代は本拠地最終戦を白星で飾れなかった。
