LG−SK(仁川・文鶴)は雨天中止。
ハンファ 4−12 サムソン (大邱)
(勝)クォン・オジュン 2勝1敗17S (敗)ユン・グニョン 1敗1S
(本塁打) ハンファ : ブリトー 16号 サムソン : チョ・ドンチャン 14,15号、ヤン・ジュンヒョク 13号
4位ハンファは1回表、首位サムソンの先発バルガス(元中日)からデービスのタイムリーで1点を先制するが、サムソンはその裏ハンファの先発チョン・ミンチョル(元読売)からチョ・ドンチャンの先頭打者本塁打で1−1の同点にする。チョン・ミンチョルは負傷により1回限りで降板した。
ハンファは2回表にブリトーの2ラン、3回表にキム・テギュンのタイムリーで1点を奪い4−1とリードするが、サムソンは3回裏ハンファの2番手シン・ジュヨンからチョ・ドンチャンの2打席連続本塁打で1点を返すと、代わった3番手ユン・グニョンからパク・チンマンのタイムリーで4−4の同点に追いつき、さらにこの回ヤン・ジュンヒョクのタイムリーとチン・ガビョンの犠牲フライで6−4と逆転する。
サムソンは6回裏、ハンファの5番手オ・ボンオクからヤン・ジュンヒョクの本塁打、パク・ハニとキム・ハンスのタイムリーで4点を追加する。キム・ハンスは史上15人目の通算700打点を達成した。さらに7回裏にはハンファの7番手チョン・ビョンフィからチョ・ドンチャンとパク・チョンホのタイムリーで2点を追加する。
前半戦抑えとして活躍していたサムソンの2番手クォン・オジュンは3回途中から7回途中まで無失点に抑えると、その後はパク・ソクチンらのリリーフ陣もハンファに反撃を許さず、サムソンが連敗を3で止め公式戦優勝、韓国シリーズ進出へのマジックを4に減らした。ハンファは3位トゥサンとのゲーム差が5と開き、いよいよ苦しくなってきた。
トゥサン 8−4 キア (光州)
(勝)キム・ミョンジェ 6勝6敗 (敗)チェ・ヒャンナム 1勝5敗1S
(本塁打) トゥサン : ムン・フィソン 9号 キア : イ・ヨンギュ 5号、イ・ジェジュ 5号
キアは1回裏、トゥサンの先発で高卒ルーキーのキム・ミョンジェからイ・ヨンギュの2試合連続本塁打で1点を先制する。トゥサンは4回表、キアの先発チェ・ヒャンナムからチェ・ギョンファンのタイムリーとムン・フィソンの2ランで3−1と逆転すると、5回表にはキアの2番手チョン・ウォンからムン・フィソンのタイムリーで2点、さらにこの回代わった3番手チェ・サンドクからホン・ソンフンのタイムリーで1点を追加する。
キアは8回裏、トゥサンの5番手イ・ジェウからイ・ジェジュの3ランで6−4と2点差に迫るが、トゥサンは9回表にもキアの6番手キム・ジヌからキム・チャンフィのタイムリーで2点を追加する。最後は守護神チョン・ジェフンがキアに反撃を許さず、トゥサンが勝利し17日の試合が雨天中止となった2位SKに1.5ゲーム差と迫った。5回を1失点に抑えたキム・ミョンジェは8月2日以来の勝利投手。