DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  首位サムソン、連敗を3で止めマジック4に

 LG−SK(仁川・文鶴)は雨天中止。  
ハンファ 4−12 サムソン  (大邱

(勝)クォン・オジュン 2勝1敗17S  (敗)ユン・グニョン 1敗1S
本塁打) ハンファ : ブリトー 16号   サムソン : チョ・ドンチャン 14,15号、ヤン・ジュンヒョク 13号
 4位ハンファは1回表、首位サムソンの先発バルガス(元中日)からデービスのタイムリーで1点を先制するが、サムソンはその裏ハンファの先発チョン・ミンチョル(元読売)からチョ・ドンチャンの先頭打者本塁打で1−1の同点にする。チョン・ミンチョルは負傷により1回限りで降板した。
 ハンファは2回表にブリトーの2ラン、3回表にキム・テギュンのタイムリーで1点を奪い4−1とリードするが、サムソンは3回裏ハンファの2番手シン・ジュヨンからチョ・ドンチャンの2打席連続本塁打で1点を返すと、代わった3番手ユン・グニョンからパク・チンマンのタイムリーで4−4の同点に追いつき、さらにこの回ヤン・ジュンヒョクのタイムリーとチン・ガビョンの犠牲フライで6−4と逆転する。
 サムソンは6回裏、ハンファの5番手オ・ボンオクからヤン・ジュンヒョクの本塁打、パク・ハニとキム・ハンスのタイムリーで4点を追加する。キム・ハンスは史上15人目の通算700打点を達成した。さらに7回裏にはハンファの7番手チョン・ビョンフィからチョ・ドンチャンとパク・チョンホのタイムリーで2点を追加する。
 前半戦抑えとして活躍していたサムソンの2番手クォン・オジュンは3回途中から7回途中まで無失点に抑えると、その後はパク・ソクチンらのリリーフ陣もハンファに反撃を許さず、サムソンが連敗を3で止め公式戦優勝、韓国シリーズ進出へのマジックを4に減らした。ハンファは3位トゥサンとのゲーム差が5と開き、いよいよ苦しくなってきた。


トゥサン 8−4 キア  (光州)

(勝)キム・ミョンジェ 6勝6敗   (敗)チェ・ヒャンナム 1勝5敗1S
本塁打) トゥサン : ムン・フィソン 9号  キア : イ・ヨンギュ 5号、イ・ジェジュ 5号
 キアは1回裏、トゥサンの先発で高卒ルーキーのキム・ミョンジェからイ・ヨンギュの2試合連続本塁打で1点を先制する。トゥサンは4回表、キアの先発チェ・ヒャンナムからチェ・ギョンファンのタイムリーとムン・フィソンの2ランで3−1と逆転すると、5回表にはキアの2番手チョン・ウォンからムン・フィソンのタイムリーで2点、さらにこの回代わった3番手チェ・サンドクからホン・ソンフンのタイムリーで1点を追加する。
 キアは8回裏、トゥサンの5番手イ・ジェウからイ・ジェジュの3ランで6−4と2点差に迫るが、トゥサンは9回表にもキアの6番手キム・ジヌからキム・チャンフィのタイムリーで2点を追加する。最後は守護神チョン・ジェフンがキアに反撃を許さず、トゥサンが勝利し17日の試合が雨天中止となった2位SKに1.5ゲーム差と迫った。5回を1失点に抑えたキム・ミョンジェは8月2日以来の勝利投手。