現代 ４−３ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）チョ・ヨンジュン ５勝１敗１４Ｓ （負）イム・ギョンワン ３勝１敗５Ｓ
（本塁打）ロッテ ： チョン・スグン １号
現代の先発は現在最多勝争いトップタイの７勝をあげているキム・スギョンだったが、１回裏チョン・スグンに先頭打者本塁打を打たれ先制される。だが現代は４回表、ロッテの先発パク・チチョルからチョ・ジェホの犠牲フライで同点に追いつき、続くパク・チンマンのタイムリーで逆転する。５回表現代はブランボウのタイムリーで１点を追加し、パク・チチョルをノックアウトする。
追うロッテは７回裏、キム・スギョンの押し出し四球で１点差とし、現代の２番手イ・サンヨルからチェ・ギムンの犠牲フライで３−３の同点とする。ロッテは９回に抑えのイム・ギョンワンを投入するが、現代に勝ち越しの押し出し四球を許してしまう。８回裏途中から登板した現代の守護神チョ・ヨンジュンは、９回裏もしっかりと抑えチームを勝利に導いた。現代は４連敗の後しっかりと連勝し、30勝１番乗りを果たした。
トゥサン ６−９ ハンファ （大田）
（勝）マ・ジョンギル １勝 （セーブ）クォン・ジュンホン １勝１０Ｓ （負）チョン・ソンフン １勝２敗１Ｓ
ハンファは１回裏、トゥサンの先発キーファーからキム・テギュンのタイムリーで２点を先制する。だが３回表、トゥサンはハンファの先発チョン・ミンチョルからチェ・ギョンファンのタイムリーで２−２の同点とする。そして５回表、トゥサンはチェ・ギョンファンの犠牲フライで勝ち越すと、その後チョン・ミンチョルが乱調で押し出しの四死球を与え、この回５−２と３点のリードを許してしまう。
ハンファは７回裏、トゥサンの３番手イ・ヒェチョンからキム・スヨンのタイムリーなどで２点を返し５−４と１点差に迫ると、８回裏には新外国人ディアズ（元広島）のハンファ入団後初ヒットを足がかりに、トゥサンの４番手チョン・ソンフンから連打で一気に５点を奪い逆転に成功する。
９回表ハンファは守護神クォン・ジュンホンがピンチをしのぎ勝利した。７回途中から８回までトゥサンを無失点に抑えたマ・ジョンギルが今季初勝利をあげた。
キア ５−２ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）シン・ヨンウン ３勝１敗６Ｓ （負）チン・ピルジュン ３敗１２Ｓ
（本塁打）キア ： キム・ジュヒョン １号
キアは４回表、ＬＧの先発チェ・ウォンホからイ・ジェジュの犠牲フライで１点を先制するが、その裏ＬＧもキアの先発チェ・ヨンホからチェ・ドンスのタイムリーで同点に追いつく。６回裏ＬＧはチェ・ドンスの２打席連続タイムリーで１点を勝ち越すが、９回裏ＬＧは守護神のチン・ピルジュンが高卒ルーキーのキム・ジュヒョンにプロ入り初本塁打を打たれ、２−２の同点に追いつかれる。
試合はその後延長戦に突入し、キアは12回表チン・ピルジュンから１死１、２塁のチャンスを作ると、代わったチョン・スンナムからイ・ジェジュが２点タイムリーを打ちついに勝ち越しに成功する。その後キム・ジュヒョンに犠牲フライが出てダメを押したキアは、その裏シン・ヨンウンがしっかりと抑え、延長戦を制した。
サムソン ３−５ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）イ・スンホ ５勝４敗 （セーブ）チョ・ウンチョン ４勝３敗３Ｓ （負）カン・ヨンシク １勝１敗１Ｓ
（本塁打）サムソン ： チン・ガビョン １２号
サムソンは２回表、ＳＫの先発イ・スンホからチン・ガビョンの本塁打で先制すると、この後ヒョン・ジェユンのタイムリーなどでこの回３点を奪う。その裏ＳＫはサムソンの先発クォン・ヒョクからチョ・ギョンファンのタイムリーで１点を返すと、５回裏にはサムソンの３番手チ・スンミンからチョ・ウォヌの犠牲フライで３−２と１点差にする。
そして６回裏、ＳＫはサムソンの６番手ユン・ソンファンからイ・ジニョンのタイムリーで４−３と逆転し、その後暴投でもう１点を追加する。イ・スンホは２回以降立ち直り６回を３失点に抑え、その後はキム・ヨンスらの中継ぎ陣に後を託す。最後は守護神のチョ・ウンチョンが２点のリードを守り、ＳＫが逆転勝ちを収めた。
