ロッテ 2−5 サムソン (大邱)
(勝)チョン・ビョンホ 2勝 (セーブ)クォン・オジュン 1勝14S (敗)イ・ミョンウ 1敗
サムソンは2回裏、ロッテの先発イ・ミョンウからヤン・ジュンヒョクのタイムリーで1点を先制するが、ロッテも3回表シン・ミョンチョルの内野ゴロの間に3塁走者が生還し、1−1の同点に追いつく。首位サムソンはその裏すかさずロッテの中堅チョン・スグンのエラーなどもあり1点を勝ち越すと、4回裏にはパク・チョンホのタイムリーで1点を追加する。
ロッテは5回裏、サムソンの先発チョン・ビョンホからパク・キヒョクの犠牲フライで1点を返すが、サムソンも8回裏ロッテの2番手イ・ジョンミンからチョ・ドンチャンのタイムリーなどで2点を追加する。サムソンはオ・スンファン、アン・ジマンらの中継ぎ陣が好投し、最後は守護神クォン・オジュンが抑え、首位サムソンが勝利し2位トゥサンとのゲーム差を4に広げ、いよいよ独走態勢に入った。クォン・オジュンは今季21試合に登板し、いまだに自責点がなく、昨年9月からの連続無失点記録も32イニングに伸ばしている。サムソンは5月を19勝6敗の成績で終え、月間勝利数のチーム最多タイ記録を達成した。
現代 7−4 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)イ・デファン 1勝 (セーブ)チョ・ヨンジュン 1勝9S (敗)スミス 4勝2敗
(本塁打) 現代 : チェ・ジョングク 8号
トゥサンは1回裏、現代の3塁手チョン・ソンフンのエラーもあり1点を先制する。しかし現代は2回表、トゥサンの先発スミスからチョン・ソンフンの汚名返上のタイムリーで同点に追いつくと、スミスのエラーもあり2−1と逆転に成功する。だがトゥサンもその裏、現代の先発キャラウェイからアン・ギョンヒョンのタイムリーなどで4−2と逆転する。
現代は5回表スミスからチョン・スソンのタイムリーで4−4の同点に追いつくと、トゥサンの2番手クム・ミンチョルのタイムリーで1点を勝ち越す。そして8回表にはチェ・ジョングクの本塁打で1点、9回表にも1点を追加する。最後は守護神チョ・ヨンジュンが抑え、現代が逆転勝ちした。4回から6回まで無失点に抑えた現代の3番手イ・デファンが、2年ぶりの勝利投手となった。2位トゥサンは首位サムソンとのゲーム差が4に広がり、苦しくなってきた。
ハンファ 4−3 SK (仁川・文鶴)
(勝)キム・ヘニム 4勝3敗 (セーブ)チ・ヨンギュ 1敗9S (敗)チェ・ビョンニョン 3勝6敗
(本塁打) ハンファ : イ・ドヒョン 5号 SK : パク・チェホン 6号
SKは1回裏、ハンファの先発キム・ヘニムからパク・チェホンの先頭打者本塁打で1点を先制する。だが4回表、ハンファはSKの先発チェ・ビョンニョンからキム・テギュンのタイムリーで1−1の同点に追いつくと、イ・ドヒョンの3ランで勝ち越す。SKは6回裏ハンファの2番手チャ・ミョンジュからキム・ギテのタイムリーで1点、7回裏には3番手ユン・ギュジンからキム・ミンジェのタイムリーで1点を返す。だが最後はベテランのチ・ヨンギュが何とか抑え、ハンファが勝利した。負けたSKは再び最下位転落。
LG 9−11 キア (光州)
(勝)シン・ヨンウン 4勝5敗4S (敗)シン・ユノ 1勝4敗9S
(本塁打) LG : コリアー 8,9号、チョ・インソン 5号、イ・ビョンギュ 4号 キア : イ・ジェジュ 3号、ソン・サン 1号、キム・ギョンオン 2号
LGは2回表、キアの先発リオスからコリアーの本塁打とチョ・インソンのタイムリーで2点を先制するが、その裏キアはLGの先発チェ・ウォンホからキム・サンフンのタイムリーで1点を返す。LGは4回表、チョ・インソンの2ランでリードを広げるが、6回裏キアはLGの3番手キョン・ホンホからソン・ジファンのタイムリーなどで2点を返し、4−3とする。
LGは7回表イ・ビョンギュの2ランでリオスをノックアウトする。粘るキアは8回裏、LGの6番手キム・グァンウから代打イ・ジェウの2ランで1点差とすると、この回7番手チョン・ジェボクからキム・ジョングクの犠牲フライで6−6の同点に追いつく。試合はこのまま延長に突入する。
延長10回表、LGはキアの3番手ユン・ソンミンからコリアーの3ランで勝ち越す。だがその裏キアもルーキーのソン・サンのプロ初本塁打となる3ランで9−9の同点に追いつく。そして11回裏、キアはLGの8番手シン・ユノから途中出場のキム・ギョンオンが2ランを放ち、サヨナラ勝ちで4時間半近くに及ぶ激闘に決着をつけた。11回表を無失点に抑えた5番手のシン・ヨンウンが勝ち投手。キアは再び最下位から脱出。LGは3連敗。