DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(6.30) 結果

LG2位浮上

 

 キウム-キア(光州)、ハンファ-ロッテ(釜山・社稷)のダブルヘッダーは2試合とも雨天とグラウンドの事情で中止。LG-NC(昌原)はダブルヘッダー第1戦が雨天中止。

 

LG 9-6 NC  (昌原)

(勝)チョン・ウヨン 1勝  (セーブ)ユ・ヨンチャン 5勝3敗17S  (敗)キム・ジェヨル 1勝2敗

本塁打) LG : オースティン 17号

 NCは1回裏にLGの先発ソン・ジュヨンから6番パク・ハンギョルへの押し出しの四球で1点を先制した。LGは3回表にNCの先発イ・ジェハクから1番ホン・チャンギのタイムリーで1-1の同点に追いつき、2番手チョン・ウヨンは6回裏を無失点に抑えた。LGは7回表にNCの2番手キム・ジェヨルから8番ク・ボンヒョクのタイムリーで1点を勝ち越し、代わったNCの3番手イム・ジョンホから9番パク・ヘミンへの押し出しの四球、ホン・チャンギのタイムリー、さらに代わったNCの4番手ぺ・ジェファンから3番キム・ヒョンスの犠牲フライ、4番オースティンの本塁打で計7点を追加した。NCは7回裏にLGの3番手キム・ジンソンから3番パク・コヌのタイムリー、代わったLGの4番手ペク・スンヒョンから5番キム・ヒィジプのタイムリーで計2点を返した。

 NCの5番手キム・シフンは8回表に追加点を与えなかった。NCは8回裏にLGの5番手イ・ウチャンからチャンスを作ると、代わったLGの6番手キム・デヒョンから2番クォン・ヒィドンへの押し出しの死球、さらに代わったLGの7番手ユ・ヨンチャンからパク・コヌの犠牲フライ、4番デビッドソン(元広島)のタイムリーで計3点を返した。NCの6番手イ・ヨンチャンは9回表を無失点に抑えた。 ユ・ヨンチャンは9回裏を無失点に抑え、LGが勝利し2位に浮上した。LG打線ではホン・チャンギが3打点と活躍。6位NCでは先発イ・ジェハクが6回を1失点に抑えるもリリーフが機能しなかった。NC打線ではパク・コヌが3安打2打点と活躍。

 

昌原NCパークでは試合中に雨が降り傘をさす観客が目立った



サムソン 2-2 KT  (水原:DH第1戦)

本塁打) KT : ペ・ジョンデ 4号

 KTは4回裏にサムソンの先発ウォン・テインから8番オ・ユンソクのタイムリーで1点を先制し、5回裏に5番ペ・ジョンデの本塁打で1点を追加した。サムソンの2番手ヤン・ヒョンは6回裏途中で3番手チェ・ソンフンに交代した。サムソンは7回表にKTの先発コ・ヨンピョから4番マキノン(元埼玉西武)のタイムリーで1点を返した。KTの2番手キム・ミンは8回表まで無失点に抑えた。

 サムソンの4番手チェ・ジグァンは8回裏まで無失点に抑えた。サムソンは9回表にKTの3番手パク・ヨンヒョンから7番リュ・ジヒョクのタイムリーで2-2の同点に追いついた。サムソンの5番手キム・テフンは9回裏を無失点に抑え、試合は9回を終えても同点だったが規定により引き分けとなった。9位KT打線では1番ロハス(元阪神)が3安打と活躍。

 

 

サムソン 1-2 KT  (水原:DH第1戦)

(勝)キム・ミン 4勝1敗  (セーブ)パク・ヨンヒョン 5勝2敗10S  (敗)キム・ジェユン 4勝5敗1S

本塁打) KT : カン・ベッコ 22号

 サムソンは1回表にKTの先発チョ・イヒョンから4番マキノン(元埼玉西武)の犠牲フライで1点を先制した。KTは1回裏にサムソンの先発ファン・ドンジェから4番オ・ジェイルの犠牲フライで1-1の同点に追いついた。KTの2番手キム・ミンスは5回表まで無失点に抑えた。サムソンの2番手イム・チャンミンは6回裏、3番手キム・デウは7回裏を無失点に抑えた。

 KTの3番手パク・シヨンは7回表途中で4番手キム・ミンに交代した。KTは8回裏にサムソンの4番手キム・ジェユンから2番カン・ベッコの本塁打で1点を勝ち越した。KTの5番手パク・ヨンヒョンは9回表を無失点に抑え、9位KTが勝利し引き分け1つを挟み3連勝となった。サムソンは3位に後退。

 

 

SSG 3-1 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)チョ・ビョンヒョン 3勝3敗  (セーブ)ムン・スンウォン 2勝1敗17S  (敗)チェ・ジガン 2勝1敗1S

 SSGは2回表にトゥサンの先発チェ・ウォンジュンから7番の高卒新人パク・チファンの犠牲フライで1点を先制し、先発オ・ウォンソクは5回裏まで無失点に抑えた。トゥサンの2番手キム・ガンニュルは6回表に追加点を与えなかった。トゥサンは6回裏にSSGの2番手ノ・ギョンウンから5番ヤン・ソックァンのタイムリーで1-1の同点に追いついた。トゥサンの3番手イ・ビョンホンは7回表から登板した。SSGの3番手イ・ロウンは7回裏途中で4番手チョ・ビョンヒョンに交代した。

 SSGは8回表にトゥサンの4番手チェ・ジガンからチャンスを作ると、代わったトゥサンの5番手の高卒新人キム・テギョンから9番の大卒新人チョン・ヒョンスンのタイムリーで1点を勝ち越し、9回表に6番イ・ジヨンのタイムリーで1点を追加した。トゥサンの6番手パク・チグクは追加点を与えなかった。SSGの5番手ムン・スンウォンは9回裏を無失点に抑え、5位SSGが勝利した。4位トゥサンでは打線がつながらなかった。トゥサン打線では1番チョン・スビンが4安打と活躍。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(6月30日時点)

        試合  勝   敗   分  勝率

1.キア    80  45  33  2  .577

2.LG    83  45  36  2  .556

3.サムソン  82  44  36  2  .550

4.トゥサン  85  44  39  2  .530

5.SSG   82  41  40  1  .506

6.NC    81  38  41  2  .481

7.ロッテ      78  35  40  3    .467

8.ハンファ  79  35  42  2  .455

9.KT    82  36     44  2    .450

10.キウム     78  33   45    0    .423

(文責 : ふるりん