DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(4.10) 結果

サムソン4連勝  ハンファ5連敗

 

KT 2-3 NC  (昌原)

(勝)キム・シフン 1勝  (セーブ)イ・ヨンチャン 1勝2S  (敗)クエバス 2敗

本塁打) KT : ロハス 6号  NC : キム・ヒョンジュン 3号

 NCは3回裏にKTの先発クエバスから4番クォン・ヒィドンの犠牲フライで1点を先制し、4回裏に8番キム・ヒョンジュン本塁打で1点を追加した。KTは6回表にNCの先発キム・シフンから3番の新外国人ロハス(元阪神)の本塁打で1点を返した。NCの2番手キム・ジェヨルは7回表途中で3番手イム・ジョンホに交代した。NCは7回裏にKTの2番手イ・チェホから1番パク・ミヌのタイムリーで1点を追加した。

 NCの4番手ハン・ジェスンは8回表途中から登板した。KTの3番手パク・シヨンは8回裏まで追加点を与えなかった。NCの5番手イ・ヨンチャンは9回表を無失点に抑え、NCが勝利した。6回を1失点に抑えたキム・シフンは2022年4月以来の先発勝利。先発クエバスが6回を2失点に抑えるもKTでは打線がつながらなかった。

キム・シフン(NC)は6回1失点 https://mksports.co.kr/view/2024/266188

 

 

LG 4-5 キア  (光州)

(勝)チョン・サンヒョン 2勝1敗  (セーブ)チョン・ヘヨン 6S  (敗)ユ・ヨンチャン 2勝1敗1S

 LGは3回表にキアの先発イ・ウィリから相手のエラー、9番シン・ミンジェの犠牲フライで3点を先制した。キアは3回裏にLGの先発の新外国人エンス(元埼玉西武)から2番キム・ソンビンのタイムリーで1点、4回裏に7番チェ・ウォンジュンのタイムリーで1点を返した。LGは5回表にキアの2番手キム・ゴングクから6番パク・トンウォンの犠牲フライで1点を追加した。キアの3番手イ・ジュニョンは追加点を与えなかった。キアの4番手クァク・トギュは7回表途中で5番手チャン・ヒョンシクに交代した。

 キアは7回裏にLGの2番手キム・ジンソンから2番キム・ソンビンのタイムリーで1点を返した。キアの6番手チョン・サンヒョンは8回表に追加点を与えなかった。キアは8回裏にLGの3番手イ・ウチャンからチャンスを作ると、代わったLGの4番手ユ・ヨンチャンから9番ソ・ゴンチャンのタイムリー、相手のボークで5-4と逆転した。キアの7番手チョン・ヘヨンは9回表を無失点に抑え、キアが勝利した。LGではリリーフが機能しなかった。

 

 

キウム 4-8 SSG  (仁川)

(勝)キム・グァンヒョン 3勝  (敗)フラード 1勝3敗

本塁打) キウム : イ・ジェサン 1号、イ・ヒョンジョン 3号  SSG : ハン・ユソム 7号、コ・ミョンジュン 2号

 SSGは2回裏にキウムの先発フラードから6番ハン・ユソムの2試合連続本塁打、8番コ・ミョンジュンの本塁打で3点を先制した。キウムは5回表にSSGの先発キム・グァンヒョンから9番の高卒新人イ・ジェサンのプロ初打点となる初本塁打で2点を返した。SSGは6回裏に7番イ・ジヨンのタイムリーなどで2点を追加した。キウムは7回表にSSGの2番手チョ・ビョンヒョンから5番イ・ヒョンジョンの本塁打、代わったSSGの3番手ノ・ギョンウンからイ・ジェサンのタイムリーで計2点を返した。

 SSGは7回裏にキウムの2番手キム・ドンギュからチャンスを作ると、代わったキウムの3番手キム・ドンヒョクから4番エレディアのタイムリー、5番ハ・ジェフン(元東京ヤクルト)の犠牲フライ、イ・ジヨンのタイムリーで3点を追加した。SSGの4番手コ・ヒョジュンは8回表を無失点に抑えた。キウムの4番手キム・インボムは8回裏に追加点を与えなかった。SSGの5番手イ・ロウンは9回表を無失点に抑え、SSGが勝利した。6回を2失点に抑えたキム・グァンヒョンは3勝目。SSG打線ではエレディアが3安打1打点と活躍。キウムでは先発フラードが6回5失点で降板した。

 

 

ハンファ 4-7 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)アルカンタラ 1勝1敗  (セーブ)チョン・チョルォン 1敗5S  (敗)ムン・ドンジュ 1勝1敗

本塁打) トゥサン : ヤン・ウィジ 3号

 ハンファは1回表にトゥサンの先発アルカンタラ(元阪神)から5番アン・チホンのタイムリーで2点を先制した。トゥサンは1回裏にハンファの先発ムン・ドンジュから3番ヤン・ウィジの本塁打、8番キム・デハンのタイムリーで5-2と逆転した。ハンファは4回表に9番イ・ドユンのタイムリーで2点を返した。トゥサンは4回裏に1番チョン・スビンのタイムリーで1点を追加し、ムン・ドンジュをノックアウトした。ハンファの2番手の高卒新人ファン・ジュンソは追加点を与えなかった。ハンファの3番手パク・サンウォンは5回裏に追加点を与えなかった。トゥサンの2番手パク・チョンスは6回表を無失点に抑えた。

 ハンファの4番手キム・ギュヨンは6回裏に追加点を与えなかった。トゥサンの3番手イ・ビョンホンは7回表途中で4番手パク・チグクに交代した。ハンファの5番手キム・ソヒョンは7回裏に追加点を与えなかった。トゥサンは8回裏にハンファの6番手イ・テヤンから2番ホ・ギョンミンのタイムリーで1点を追加した。トゥサンの5番手チョン・チョルォンは9回表を無失点に抑え、トゥサンが勝利した。5回を4失点に抑えたアルカンタラはシーズン初勝利。トゥサン打線ではチョン・スビンが3安打1打点と活躍。先発ムン・ドンジュが4回途中6失点で降板したハンファは5連敗。

 

 

サムソン 10-7 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)キム・ジェユン 2勝  (セーブ)オ・スンファン 1勝2敗3S  (敗)パク・チン 2敗

本塁打) サムソン : ク・ジャウク 2号、キム・ヨンウン 3号  ロッテ : レイエス 3号

 ロッテは1回裏にサムソンの先発の新外国人コナーから3番の新外国人レイエス本塁打で2点を先制し、2回裏に8番チェ・ハンのタイムリーで1点、3回裏にレイエスのタイムリーで1点を追加した。サムソンは4回表にロッテの先発ウィルカーソン(元阪神)から5番キム・ジェヒョクのタイムリーで1点を返した。サムソンの2番手チェ・ハヌルは5回裏まで追加点を与えなかった。サムソンは6回表にク・ジャウクの本塁打で2点を返し、ロッテの2番手の高卒新人チョン・ミルが登板した。ロッテは6回裏にサムソンの3番手チェ・ソンフンからチェ・ハンと2番キム・ミンソクのタイムリーなどで3点を追加した。

 サムソンは7回表にロッテの3番手イム・ジュンソプからチャンスを作ると、代わったロッテの4番手チェ・ジュニョンからク・ジャウクのタイムリーで1点を返した。サムソンの4番手イ・スンヒョン(背番号20)は7回裏に追加点を与えなかった。サムソンは8回表にロッテの5番手キム・サンスからチャンスを作ると、代わったロッテの6番手パク・チンヒョンから1番キム・ウォンジュンのタイムリーなどで2点を返し、さらに代わったロッテの7番手キム・ウォンジュンからク・ジャウクのタイムリーで7‐7の同点に追いついた。サムソンの5番手キム・ジェユンは9回裏まで無失点に抑えた。

 試合はこのまま延長戦に突入し、サムソンは10回表にロッテの8番手パク・チンからキム・ジェヒョクのタイムリー、6番キム・ヨンウンの本塁打で3点を勝ち越した。サムソンの6番手オ・スンファン(元阪神)は10回裏を無失点に抑え、サムソンが勝利し4連勝となった。サムソン打線ではク・ジャウクが6安打1本塁打4打点、キム・ヨンウンが4安打1本塁打2打点、2番キム・ホンゴンが3安打と活躍。ロッテではリリーフが機能しなかった。ロッテ打線ではレイエスが1本塁打3打点、チェ・ハンが3安打2打点、6番イ・ハクチュが3安打と活躍。

 

(文責 : ふるりん